FIJファクトチェックアワードの発表があり、InFactの記事は3年連続で優秀賞を受賞しました。受賞したのは「自民・小林鷹之議員「再稼働が進んでいるか否かで、電気料金に東西の格差が生じている」は正しいのか?(上・下)」です。
受賞理由は以下です。
「昨年、総裁選に立候補した小林議員は「コバホーク」としての注目度も高く、その発言も影響力があります。電気料金に東西の格差はあるのか、あるとすれば、それは原発の再稼働による差なのか。記事では、言説の真偽確認だけでなく、電気料金には、福島第一原発事故における損害賠償金や原発を円滑に廃炉にする費用等の原発関連費が上乗せされ、もとより原発ありきの構成になっていることが、筆者が作成した表をもとに丁寧に説明されています。原発再稼働の問題は国民の重要な関心事です。電気料金の仕組みから電気料金と原発の再稼働の関係を根拠を示しながら論じた本記事は説得力があり、評価できます。」
大賞はリトマスの「イスラエル人襲撃事件 ロイター配信動画はミスリード 国内外の多数メディアが追従」でした。優秀賞は他に、リトマスの「「高血圧の基準が変わった」は誤り 診断基準値に変更なし」、JFCの「兵庫県知事選 稲村氏が当選すると外国人の地方参政権が成立する?公約になく、本人も否定」に授与されました。
InFactはFIJファクトチェックアワードが始まった2023年から参加しており、優秀賞の受賞は3年連続となります。
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(編集長 立岩陽一郎)