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政治と金の研究

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岸田首相のアキレス腱となる政治資金      【政治と金の研究⑩】

岸田首相のアキレス腱となる政治資金      【政治と金の研究⑩】

岸田総理は衆議院を解散。選挙で与党で過半数を維持して改革に着手するとしている。しかし仮に政権を維持しても、うまくいくか疑問は残る。岸田総理の政治資金の支援者には、大手家具チェーンや医師会の政治団体が名を連ねるからだ。そこに改革のアキレス腱を見ることは可能だ。(写真・文/立岩陽一郎) 新政治経済研究会 岸田文雄総理は自民...
二階幹事長に流れた「政策活動費」の使途 関係者が重い口を開いた【政治と金の研究⑦】

二階幹事長に流れた「政策活動費」の使途 関係者が重い口を開いた【政治と金の研究⑦】

これまで2回にわたって各党が「政策活動費」などとして有力議員などに資金を出していた実態を見てきた。自民党の二階俊博幹事長にいたっては2019年だけでその額は10億円を超え、幹事長就任から総額37億円超にのぼることも伝えた。使途のわからない「闇」の資金。その使途を自民党関係者が明かした。(立岩陽一郎/冒頭写真は自民党本部...
二階幹事長の「表の金」から透けて見える「闇の金」の実態【政治と金の研究⑧】

二階幹事長の「表の金」から透けて見える「闇の金」の実態【政治と金の研究⑧】

幹事長就任から2019年までで37億円もの巨額な「政策活動費」を受け取る自民党の二階幹事長。それは使途が明かされない「闇の金」だ。その巨額さは二階幹事長の「表の金」を見ると明らかだ。そしてそこから実態も透けて見える。(立岩陽一郎/グラフィック:中堀努) 政治資金収支報告書とは 自民党の二階俊博幹事長に党本部から流れて消...
自民党総裁選 4候補の資金力【政治と金の研究⑨】

自民党総裁選 4候補の資金力【政治と金の研究⑨】

自民党の総裁選は4候補による討論会が連日開かれている。そこで、InFactは少し違う観点から4候補を見てみたい。政治資金だ。誰がどう資金を集め、どう使っているのか?(立岩陽一郎) 資金力トップは岸田氏 これまで政治資金収支報告書(以後、収支報告書)の分析から、自民党などの表に出ない金の存在を伝えてきた。勿論、この収支報...
 自民党本部から二階幹事長に流れた37億円超の闇【政治と金の研究⑤】

 自民党本部から二階幹事長に流れた37億円超の闇【政治と金の研究⑤】

政党交付金という多額の税金が入る各政党本部。そこから有力議員に多額の資金が流れる仕組みがある。特に、自民党本部はその金額が突出しており、公開されている最新の2019年の記録では二階俊博幹事長に10億円超払われている。こうして二階幹事長に流れた資金は、幹事長就任から総額で37億円超にのぼる。ところが、それがどう使われたの...
自民に比して少額だが野党にも流れる「政策活動費」 識者は「野党は改正案を示せ」と指摘【政治と金の研究⑥】

自民に比して少額だが野党にも流れる「政策活動費」 識者は「野党は改正案を示せ」と指摘【政治と金の研究⑥】

自民党の二階俊博幹事長に流れて消えた37億円超の「政策活動費」。前回の「政治と金の研究⑤」で伝えたところ大きな反響を得た。実は、そうした支出を行っているのは自民党だけではなく、野党にもある。金額は自民党と比して少額だが、不透明さという点では変わらない。識者は、「選挙前に野党は改正案を示すべきだ」と指摘。政治資金が「闇」...
【政治と金の研究④】菅総理の資金集め

【政治と金の研究④】菅総理の資金集め

菅総理が代表を務める政治団体などの収入の多くが不透明なパーティーによるものとなっている。政治資金に詳しい識者は「隠れ企業献金」の疑いが極めて高いと指摘している。(立岩陽一郎) 2020年11月に公表された政治資金収支報告書で、菅総理が代表を務める政治団体と政党支部について見てみた。 まず政治団体の「横浜政経懇話会」。こ...
【政治と金の研究】政治資金の監視目指す「政治資金センター」が公益法人格取得 全政治家のデータ公開が目標

【政治と金の研究】政治資金の監視目指す「政治資金センター」が公益法人格取得 全政治家のデータ公開が目標

市民が政治と金の問題を監視する新しい取り組みとして始まった「政治資金センター」に公益法人格が付与されることが決まった。関係者が明らかにした。今後、税制上の優遇措置を受けられるようになり、活動に弾みがつくことになる。(アイ・アジア編集部) 「政治資金センター」は、有権者が常に政治家や政党、政治団体の金の流れをチェックでき...
【政治と金の研究】新しい調査報道考えるシンポ報告(1) 全国会議員と知事の政治資金公開目指す「政治資金センター」の発足

【政治と金の研究】新しい調査報道考えるシンポ報告(1) 全国会議員と知事の政治資金公開目指す「政治資金センター」の発足

調査報道を専門とする記者や研究者がジャーナリズムの重要課題について議論するシンポジウム「ジャーナリズム・フェスタ」。その第4回が10月28日、大阪市で開かれた。ジャーナリストの職能集団やNPOが2010年から実施しており、今回は「国境越え協働する調査報道の新地平を考える」をテーマとした。この春のパナマ文書報道を例に、携...
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