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【FactCheck】アメリカ大統領選挙は「接戦」ではなかったのか?

【FactCheck】アメリカ大統領選挙は「接戦」ではなかったのか?

トランプ氏の再選が決まった今回のアメリカ大統領選挙について、日本の主要メディアは「接戦になるという誤報(誤った予測)を流していた」などと指摘する人々がいる。雑誌系メディアによるオンライン記事が複数報じていてそれに呼応する読者がネットに書き込みを行っている。リベラルなメディアが反トランプ意識から選挙情勢を意図的に「接戦」...
【新田義貴のウクライナ取材メモ2024⑦ ドローン部隊の女性兵士】 

【新田義貴のウクライナ取材メモ2024⑦ ドローン部隊の女性兵士】 

この戦争で多用されているドローン。ニュースでも頻繁に「ドローンによる攻撃」が報じられている。では、実際にドローン攻撃を行っている部隊とはどういうものなのか。新田義貴はその現場に足を踏み入れた。(取材/写真 新田義貴) 2月6日、ゼレンスキー大統領は無人航空機や無人艇に特化した「無人兵器軍」を創設する大統領に署名したと発...
【Fact Check】小泉進次郎は年金の『支給開始年齢』を「80歳でもいい」とは言っていない。

【Fact Check】小泉進次郎は年金の『支給開始年齢』を「80歳でもいい」とは言っていない。

自民党総裁選に立候補を表明している小泉進次郎衆議院議員が、年金制度について「年金の支給開始は80歳からでいい」旨を発言したとの情報が拡散している。小泉議員の発言内容を確認したところ、「60歳から80歳までの間で年金受給開始年齢を決められる」という制度に言及したものであり、年金の一律支給を80歳に引き上げるというものでは...
【新田義貴のウクライナ取材メモ2024⑥ 戦場取材の鉄則】 

【新田義貴のウクライナ取材メモ2024⑥ 戦場取材の鉄則】 

前線に入った新田義貴。ウクライナ軍の砲兵部隊に密着するが、そこで見たものは限られた砲弾を使わざるを得ない兵士の姿だった。新田は戦場取材の鉄則を破ってその実態を見続ける。(文/写真:新田義貴) 戦闘の最前線のドネツク州に入って4日目の2月20日、僕らはウクライナ軍の戦車砲部隊の取材に向かった。今回もまた軍の広報官が同行し...
韓国最大のファクトチェック・サイトが閉鎖

韓国最大のファクトチェック・サイトが閉鎖

韓国最大のファクトチェック専門のサイトである「SNUファクトチェック」が資金難から事実上の閉鎖に追い込まれた。(三井 滉大) 事実上の閉鎖に追い込まれたのは、韓国で最も多くのファクトチェック記事を掲載してきたサイト「SNUファクトチェック」。同サイトが2024年8月18日から無期限の休止に入ることを発表した。活動休止理...
【Fact Check】河野太郎大臣、コロナワクチンを「自治体に配布してうってもらうのが私の責任」はミスリード

【Fact Check】河野太郎大臣、コロナワクチンを「自治体に配布してうってもらうのが私の責任」はミスリード

新型コロナワクチン接種開示当時にワクチン接種推進担当大臣を務めていた河野太郎大臣に対し、「ワクチン接種による健康被害について責任をとるべき」という言説が繰り返し拡散している。河野大臣は、ワクチンの「ロジスティクス」(自治体への配布等)が自分の責任である旨の反論をしているものの、「ワクチン接種推進担当大臣」の業務には「リ...
【FactCheck】岸田首相が退陣理由で国民に向けて語ったのは自民党の話だけだった

【FactCheck】岸田首相が退陣理由で国民に向けて語ったのは自民党の話だけだった

主要メディアは9月の自民党総裁選を細かく報じている。それは自民党総裁が岸田首相の次の首相になる可能性が高いからだが、その岸田首相が退陣の理由として挙げたのは「新生自民党を国民の前にしっかりと示す」など自民党の話だけで、一国のリーダーの退陣表明の場で国民へのメッセージや日本の在るべき姿が語られることはなかった。(立岩陽一...
【新田義貴のウクライナ取材メモ2024④ 再び最前線ドネツク州へ】

【新田義貴のウクライナ取材メモ2024④ 再び最前線ドネツク州へ】

夫を戦争にとられた状態が続く家族の中に不公平感が渦巻き始めたウクライナ。その夫たちが送られている最前線はどうなっているのか。新田義貴はその状況を取材するためドネツク州に向かった。(写真・文/新田義貴) 2024年2月17日の午前2時半、キーウでの取材を終えた僕は滞在していたホテルをチェックアウトした。通訳のセルヘイがロ...
【新田義貴のウクライナ取材メモ2024⑤ 深刻な弾薬不足の実態】 

【新田義貴のウクライナ取材メモ2024⑤ 深刻な弾薬不足の実態】 

8月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻して2年半となった。戦争が終わる気配はない。ウクライナがロシア領内への攻撃に着手したとの報道もあるが、ウクライナが攻勢でロシアが劣勢とも言い切れない。侵略を受けたウクライナを支援する動きは自然なことだ。一方で、ウクライナの現状を冷静に見る視点も必要だ。新田義貴はその現状を見続ける。...
InFact緊急声明 総務省検討会の方針について「官製ファクトチェック」の出現を危惧する

InFact緊急声明 総務省検討会の方針について「官製ファクトチェック」の出現を危惧する

総務省の「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会とりまとめ(案)」についてInFactは「官製ファクトチェック」を出現させる恐れが有るとして、強い懸念を表明します。 問題のとりまとめ(案)は総務省の「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」が提示したものです。確かに、デジ...
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