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【衆院選26FactCheck】党首討論!維新・藤田共同代表の発言ポイント

【衆院選26FactCheck】党首討論!維新・藤田共同代表の発言ポイント

日本記者クラブ主催の党首討論会(1月26日)で、日本維新の会の藤田文武共同代表が何を語り、誰にどんな質問をしたのか、その際の回答にどう反応したのかをまとめました。

ボードに書いた言葉・一番訴えたいこと

ボードに書いた言葉:「社会保障改革と外国人政策」

「社会保障改革と外国人政策」を上げさせていただきました。自由民主党と維新の会が連立政権を組んで、これまで動かなかった政策が前に進んでいます。特に家計にしっかりと手を差し伸べるためには、税金、そして社会保険料、ここにしっかりと改革を施さなければなりません。私たちは医療費、これは今47兆円ですけれども、15年すると80兆円になると。これをしっかりと抑えなければ、改革を持って実行しなければ、現役世代の負担は増え続けます。実際に病床の削減、それから効率化、そしてOTC類似薬の新制度の創設等で、1兆円以上の財源効果をこの数ヶ月ですでに実現をいたしました。この不断の改革を進めることで、現役世代を元気にしていきたいと思います。

そしてもう一つは、参院選挙でもかなり話題になりました外国人政策であります。私はこの問題は感情論ではだめだと思います。論理と実務能力で、この数ヶ月間、相当解決に向かって新たな道筋が高市政権の下、示されております。これをしっかりと訴えてまいりたいと思います。

[質問①]藤田代表 → 神谷代表(参政)

参政党の神谷代表に対して外国人政策を質問

[回答] 神谷代表

自民党中心に高市政権になってからですね、今までの(外国人政策の)穴の部分はだいぶ埋めてこられたと思います。その点は非常に評価できる部分だと思ってますので、どんどん進めていただきたいというふうに思います。ただ、(外国人受け入れの)総量の規制等はですね、まだまだ受け入れる数を、受け入れられる数を超えてると思うんですね。

で、特に自治体への負担が大きいというふうに思いますし、それから外国人の受け入れ方、これに関しても、労働力が足りないわけですよね。労働力の対策として我が国は外国人の手を借りたいと言ってるわけでありまして、来て働いていただいて、期間が切れたら帰っていただくというような形で、移民として永住していただくのではなくて、期間限定の労働者としてしっかりとルールを守って働いていただく。その方々に賃金はしっかり払う。日本(を)好きになってもらって、それぞれの国に帰って日本のことをよく言ってもらう。そういったような取り組みのところがまだ不十分なので、もう少し限定をし、そして国益にかなう受け入れ方を一緒に考えていきたいと思っています。

[回答へのコメント]藤田代表

前向きなご意見いただきました。ありがとうございます。この問題、私は本当に感情論に流されず論理と実務能力で乗り越えないといけないと思っています。シミュレーションについても、様々な社会保障や雇用問題、そして労働力、地域への波及、こういったことをシミュレーションする機能が既に政府では進んでいます。そしてどれだけ極力抑制できるかという議論についても、これスタートしてますんで、ぜひ生産的な議論を引き続きやらせてください。

[質問②]藤田代表 → 野田代表(中道)

平和安全法制、原発への対応について質問。特に、米軍普天間基地の辺野古移設に対する対応について明言を求める。

[回答] 野田代表

辺野古については、政調会長間で協議をしてきて、そして今幹部間でも協議をしてますけども、大事な3つの基本線についてはこれ一致してるんです。第一、世界一(危険)と言われている普天間基地の移設は必要であるということがこれ第一の基本的な考え方。もう一方で、沖縄の皆様の声には真摯に耳を傾けなければいけない。私は千葉県出身ですけども、同じ千葉県出身で、沖縄の激戦の時の、海軍の司令官だった大田(実)中将は、「沖縄県民斯く戦へり、後世特別のご高配を賜らんことを」とおっしゃってます。その気持ちをじっくり踏まえていかなければいけないと思います。一方で、日米同盟は安全保障の基軸であるということは、揺るがせにできませんので、この点は総合的に踏まえて現実的に対応していきたいというふうに考えています。

原発、あるいは安全保障の件で、従来の意見封じてというお話ですが、今回はこの考え方に賛同して、そして離党をして入ってくるということであります。改めて確認をして、そうではない意見を言った人については、それだったら入らなくていいと言って、そして改めてきちっと守っていきますということは確認をしています。

[回答へのコメント]藤田代表

各議員が結構自由に発言されているので、非常に不安だと思います。かつての民主党政権での外交の迷走、または希望の党のように選挙後にすぐになくなるのではないかという懸念はあるなというふうに改めて思いました。野田代表は、日本の論客のトップとして私は非常に尊敬するものでありますけれども、この件についてのこの歯切れの悪さは、やはり有権者の皆さんにはもう少し突っ込んできいていただきたいところであるし、また議論を深めさせていただきたいと思います。

(立岩陽一郎)

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