社会【LIFE SHIFT再掲】メディアの誤報をチェックするジャーナリスト兼弁護士GOETHEのweb版に連載していた(2018年~2020年)LIFE SHIFTを出版元の幻冬舎の了解を得てInFactに再録するシリーズ。今回はFIJ=ファクトチェック・イニシアティブの事務局長とInFactの共同編集長としてファクトチェックに取り組んできた楊井人文。21年2月末をもってInFactを辞めてFIJに...
政治【日本学術会議問題】公文書に残る政府弁明の変遷①菅総理が推薦された6名の任命を事実上拒否した日本学術会議は、今も定員を満たさない状態が続いている。菅総理はその拒否の理由を明らかにせず、組織に問題が有るとして追及をかわそうとしているが、そもそも、総理大臣は学術会議が推薦した研究者の任命を拒否できるのかについては議論を避けている。これについて共産党の田村智子議員が内閣府...
ファクトチェック[FactCheck] 入院拒否に懲役刑 菅首相答弁「全国知事会が罰則を求めた」はミスリード菅義偉首相が入院拒否患者に対する懲役刑の導入は全国知事会の緊急提言を踏まえた方針だと説明した。たしかに、全国知事会からの緊急提言に罰則の創設を求める提言はあるものの、懲役刑までは言及されておらず、この答弁はミスリードだ。(立岩陽一郎)
社会【LIFE SHIFT】”武道家”社長が乗り越えた企業の再建人それぞれ、人生で様々な決断を下す。それは大きな賭けの時も有れば、小さな転身という時も有る。或いは、その時は小さな転身だと思ったものが、振り返ると大きな転機になることもあるだろう。その一人一人の人生を見つめるLIFE SHIFT。その最初は、誰もが知る有名企業の社長が主人公だ。(立岩陽一郎)
ファクトチェック[FactCheck] 「ペンシルベニア州 2万1000人の死者名で郵便投票があったと提訴」はミスリード 訴えは根拠...アメリカ大統領選挙で、バイデン氏の側の不正をにおわす情報が日本でも拡散している。「ペンシルベニア州で死亡している2万1000人が郵便投票しているとして米公益法律事務所が提訴した」という情報もその一つだが、根拠のない主張として裁判所が訴えを却下していることに触れていないため、ミスリードだ。(立岩陽一郎)
政治とカネ【菅総理の政治と金】③ 話題の自著の元本は団体経費で出版菅総理の政治資金収支報告書から見える菅総理の政治と金。内容の削除が話題となっている菅総理の新著「政治家の覚悟」の元本の出版は、この団体の経費で賄われていた。(文、写真/立岩陽一郎)
政治とカネ【菅総理の政治と金】② 不可解なパーティー 政権発足から1か月が経った菅義偉総理。その政治資金の流れを見ると、不可解なパーティーの存在が浮かび上がる。それは高級ホテルで格安で開かれるパーティーだ。普通の人が開催するのは「不可能」なパーティーだという。大臣規範には「国民の誤解を招きかねないような」パーティーの自粛が決められているが。(立岩陽一郎) 前回から「横浜政...
国際【コロナの時代】WHOのワクチン国際共同開発に中国が参加表明 新型コロナのワクチンを各国に平等に分配するためにWHOが進めているCOVAXファシリティに、新たに中国が参加を表明した。WHOは「これで世界の90%を対象とした仕組みができた」として、ワクチン開発に弾みがつくとしている。(立岩陽一郎) WHOは10月12日に本部のあるジュネーブで会見を行った。この中で、テドロス事務局長...
国際【アメリカ大統領選挙のファクト】副大統領候補の結果は63対19大統領候補がともに高齢なことから「史上最も重要な副大統領候補」と言われる二人による討論が10月7日(現地時間)にユタ州のソルトレイクシティーで開かれた。その結果は63対19だった。何の結果かと言うと・・・(立岩陽一郎)