[コロナの時代] ファクトチェック:「大阪の新規感染者1260人のうち日本人は1...「4月28日の大阪の新型コロナ新規感染者のうち日本人は一人も確認されていない」という言説がネット上で拡散した。大阪府はそもそも国籍別の感染者数を公表していないとしたうえで、感染者の中に日本人はいることと明らかにした上で、「日本人の感染者の方...
ジャーナリズム【FactCheck】政府は、実施した偽・誤情報対策の情報公開を進めているのか?【ワクチンのファクト㉕】兵庫県知事選などの騒動を受け、SNS上でまん延する誤った情報(偽・誤情報)に対しどのように対処すべきが重要な政策課題の一つとなっている。石破首相もその必要性を発言しているが、対策の中で何を偽・誤情報と判断したかは明らかにされる必要がある。この点が不明であれば、政府の思うままに情報が管理される懸念があるためだ。政府がコロ...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ⑩ 強まる逆風】ロシア軍による全面侵攻から2月24日で3年となる。アメリカのトランプ大統領は戦争終結を目指すとしてロシアのプーチン大統領との交渉に意欲的だが、当事国であるウクライナを外すかのような対応に欧州各国が懸念を示している。この戦争はどうなるのか。新田義貴は苦悩を抱きつつ隣国のポーランドにひきあげた。ところがそこで目にしたものは...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ⑨ 傷ついた兵士に寄り添う日本人牧師】テレビや新聞で報じられるウクライナ戦争は、ロシア軍が攻勢に転じたとか、ウクライナ軍が押し返したなど多くが戦況だ。しかし前線に投入され疲弊している兵士の様子はなかなか伝えられない。新田義貴は、報じられない戦争の現場に入っていく。それは必ずしも「前線」ではない。そして、そこには兵士の言葉に耳を傾ける日本人牧師がいた。(取材...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ⑧ イーロン・マスクが変えた戦争報道】ウクライナ戦争はドローンの多用など、戦争の仕方を変えたとも言われている。しかし変わったのは戦争の仕方だけではない。テレビの報道も変えている。新田義貴が現場からその状況を報告する。(取材/写真・新田義貴) 今回の取材のクライマックスは、戦闘の最前線ウクライナ東部からのテレビの衛星生中継であった。ちょうど開戦2年にあたる2...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ2024⑦ ドローン部隊の女性兵士】 この戦争で多用されているドローン。ニュースでも頻繁に「ドローンによる攻撃」が報じられている。では、実際にドローン攻撃を行っている部隊とはどういうものなのか。新田義貴はその現場に足を踏み入れた。(取材/写真 新田義貴) 2月6日、ゼレンスキー大統領は無人航空機や無人艇に特化した「無人兵器軍」を創設する大統領に署名したと発...