[コロナの時代] ファクトチェック:「大阪の新規感染者1260人のうち日本人は1...「4月28日の大阪の新型コロナ新規感染者のうち日本人は一人も確認されていない」という言説がネット上で拡散した。大阪府はそもそも国籍別の感染者数を公表していないとしたうえで、感染者の中に日本人はいることと明らかにした上で、「日本人の感染者の方...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ⑨ 傷ついた兵士に寄り添う日本人牧師】テレビや新聞で報じられるウクライナ戦争は、ロシア軍が攻勢に転じたとか、ウクライナ軍が押し返したなど多くが戦況だ。しかし前線に投入され疲弊している兵士の様子はなかなか伝えられない。新田義貴は、報じられない戦争の現場に入っていく。それは必ずしも「前線」ではない。そして、そこには兵士の言葉に耳を傾ける日本人牧師がいた。(取材...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ⑧ イーロン・マスクが変えた戦争報道】ウクライナ戦争はドローンの多用など、戦争の仕方を変えたとも言われている。しかし変わったのは戦争の仕方だけではない。テレビの報道も変えている。新田義貴が現場からその状況を報告する。(取材/写真・新田義貴) 今回の取材のクライマックスは、戦闘の最前線ウクライナ東部からのテレビの衛星生中継であった。ちょうど開戦2年にあたる2...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ2024⑦ ドローン部隊の女性兵士】 この戦争で多用されているドローン。ニュースでも頻繁に「ドローンによる攻撃」が報じられている。では、実際にドローン攻撃を行っている部隊とはどういうものなのか。新田義貴はその現場に足を踏み入れた。(取材/写真 新田義貴) 2月6日、ゼレンスキー大統領は無人航空機や無人艇に特化した「無人兵器軍」を創設する大統領に署名したと発...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ2024⑥ 戦場取材の鉄則】 前線に入った新田義貴。ウクライナ軍の砲兵部隊に密着するが、そこで見たものは限られた砲弾を使わざるを得ない兵士の姿だった。新田は戦場取材の鉄則を破ってその実態を見続ける。(文/写真:新田義貴) 戦闘の最前線のドネツク州に入って4日目の2月20日、僕らはウクライナ軍の戦車砲部隊の取材に向かった。今回もまた軍の広報官が同行し...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ2024④ 再び最前線ドネツク州へ】夫を戦争にとられた状態が続く家族の中に不公平感が渦巻き始めたウクライナ。その夫たちが送られている最前線はどうなっているのか。新田義貴はその状況を取材するためドネツク州に向かった。(写真・文/新田義貴) 2024年2月17日の午前2時半、キーウでの取材を終えた僕は滞在していたホテルをチェックアウトした。通訳のセルヘイがロ...