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妻たちの叫び【新田義貴のウクライナ取材メモ2024②】

妻たちの叫び【新田義貴のウクライナ取材メモ2024②】

ロシア軍の侵攻に立ち向かうウクライナの人びと。それは世界から支持されたが、それは当然、ウクライナの人びとに過酷な状況を強いるものだ。その中で声をあげたのは夫を戦地に送らざるを得なかった妻達。その声に耳を傾けた。(取材/写真:新田義貴) 「兵士たちは奴隷ではない!」 キーウに到着する3日前の2月11日、独立広場では女性た...
【司法が認めた沖縄戦の真実㉙】「恋の島」も戦場だった

【司法が認めた沖縄戦の真実㉙】「恋の島」も戦場だった

沖縄県今帰仁村にある古宇利島。ハート形の岩などがあり、恋の島として若者に人気がある。この恋の島も昔、戦場だった。裁判所が認めた資料から沖縄戦の実態を伝える29回目。(取材/文箭祥人) 「車で1周10分ほどの小さな島ですが、カフェやホテルが続々オープンしている人気のアイランド。アダムとイブに似た伝説が残り〝恋の島〟として...
【新田義貴のウクライナ取材メモ2024① 再び彼の地へ】

【新田義貴のウクライナ取材メモ2024① 再び彼の地へ】

2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻は長期化の様相を見せている。侵攻から2年の節目を前に、去年6月に始まったウクライナ軍による反転攻勢は大きな成果を上げることができないまま戦線は膠着状態が続いていた。そんな中、現地からは政権内部の様々な不協和音も聞こえてきていた。「いったい今ウクライナで何が...
【新田義貴のウクライナ取材メモ⑩ クラスター爆弾の戦慄】

【新田義貴のウクライナ取材メモ⑩ クラスター爆弾の戦慄】

戦争が続くウクライナを取材する新田義貴のメモ。新田は一般人を殺傷することで知られるクラスター爆弾を見せられる。戦乱に巻き込まれた人々の声を記録する連載の最終回。それは新田のある言葉で終わった。(取材・文/新田義貴) 7月8日朝、滞在していたスロビアンスクを車で出発し、東へ20分ほどの距離にあるリマンという町に向かう。前...
さらば朝日新聞 南彰が社に送った「退職挨拶文」

さらば朝日新聞 南彰が社に送った「退職挨拶文」

「本日、朝日新聞を退職することになりました」。 冒頭にこう書かれた「退職挨拶文」。これは南彰さんが記者として過ごした朝日新聞社にあてた挨拶文だ。週刊文春が報じたことで広く知られ、メディア関係者の間で話題になっている。 朝日新聞を辞めた南さんが選んだのは沖縄の地方紙である琉球新報社での記者生活。既に沖縄での記者生活を始め...
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