アメリカ合衆国トランプ大統領側近の辞任をめぐって議会で調査へ 共和党も追及に同意の方向~トランプの米国とどう向き合うか? (31)ロシアとの不適切な接触が明らかになって辞任したトランプ大統領の側近をめぐって、共和党も議会での追及の姿勢を見せ始めた。民主党と共和党が歩調を合わせるという事態に、トランプ大統領は政権発足1か月も経たずに厳しい状況に置かれることになる。 トランプ大統領の国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリン氏は、ロシア政府に科せら...
アメリカ合衆国ささやかれ始めた「ロシアの狙いはトランプ大統領のゴルバチョフ化」~トランプの米国とどう向き合うか? (45)内部告発サイト「ウィキリークス」が米情報機関CIAの機密情報とされるものを公表したことについて、米国メディアは信ぴょう性が高いと判断している。その上で、背後でロシア政府が暗躍しているとの見方を示すメディアが多い。ロシア政府をめぐっては、異常な頻度でのトランプ政権幹部への接触が明らかになっており、米国では米新政権に対して...
アメリカ合衆国米有力紙が森友学園スキャンダルは「安倍総理の危機」と報道不透明な土地取引が問題になっている大阪の学校法人「森友学園」のスキャンダルについて28日、米国の有力紙が、安倍総理の危機になり得ると報じた。 28日付けのワシントン・ポスト紙が伝えた。紙面の半分を占める大きな扱いだ。 この中で、学校法人が運営する幼稚園が園児に対して韓国人や中国人に対する差別を助長する教育を行っているこ...
アメリカ合衆国米トランプ政権で幹部の登用に忠誠心求める まるで「独裁国家」との批判も~トランプの米国とどう向き合うか? (32)米国にトランプ政権が誕生して20日で1か月。しかし各省庁で幹部職員が任命されず欠員となるケースが目立っている。米有力紙は、過去にトランプ大統領を批判した人物を外しているために人材が集まらないと指摘。大統領への忠誠心を判断材料にする対応に、まるで「独裁国家」との批判も出ている。 ●政治任用の幹部欠員が続く 現在、閣僚1...
アジア情勢米トランプ政権が北朝鮮と初の「協議」へ~トランプの米国とどう向き合うか? (33)米トランプ政権が北朝鮮との協議を始める方向で調整に入ったようだ。しかも、協議は北朝鮮の高官を米国に招いて行われる方向だ。 米ワシントン・ポスト紙によると、北朝鮮高官を米国に招く準備を進めているのは外交問題を専門に扱う非営利団体のNCAFP。このNCAFPは政府から独立した団体だが、北朝鮮問題や中台問題に積極的に関わって...