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政治とカネ( 2 )

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国会議事堂(衆議院HP)

「『政治と金』のネット公開、各地で進む。ネット公開していない自治体は9道県に減少」

最近では、 細野豪志衆議院議員の借入金の問題などで話題となった政治と金。国会議員の政治資金については(細野議員は借入金は政治資金ではないとしている)政治資金収支報告書に記載することが義務付けられている。その政治資金収支報告書について、各地の選挙管理委員会でネット公開に踏み切るところが増えている。 公益財団法人「政治資金...
細野豪志衆議院議員(細野議員のFBより)

「5000万円借入」問題で市民団体が細野議員を刑事告発へ

‘無所属の細野豪志衆議院議員が去年の衆院選期間中に証券会社から5千万円を受け取っていた問題で、この資金の受け取りは法律に違反する疑いが有るとして、市民団体「政治資金オンブズマン」が刑事告発する準備を進めている。 団体で直接議論に関わっている関係者が匿名を条件に明らかにした。 「ニュースのタネ」は匿名情報の取...
籠池氏の証人喚問での発言を伝えるワシントンポスト紙(24日付)

森友学園スキャンダルを米有力紙も報道 今後の見方は各紙で分かれる~トランプの米国とどう向き合うか? (52)

森友学園の籠池泰典氏の国会での証人喚問は米国のメディアでも報じられている。しかし、この問題が今後どう安倍政権に影響を及ぼすかについては、各社によって見方が分かれている。 籠池氏の証人喚問での発言については、ニューヨークタイムズ紙やワシントンポスト紙などの米国の有力紙も国際面で伝えている。各紙とも記事の中で、安倍昭恵首相...
維新の足立衆議員が「文書交通費」を政治活動費に転用(1) 目的外支出との指摘も(収支報告書写真)

維新の足立衆議員が「文書交通費」を政治活動費に転用(1) 目的外支出との指摘も(収支報告書写真)

消費税の増税が議論される中、「身を削る」との掛け声だけは勇ましく、実際には身を削るどころかその逆ともとれる政治家の行いが後を絶たない。その事例の一つが、アイ・アジアの取材で明らかになった。日本維新の会所属の足立康史衆院議員が、文書の発送などのために国会議員に支払われる「文書交通費」を自身の政治活動のために使っていた。専...
島尻沖縄担当相に文科省傘下法人から補助金受けた専門学校が寄付 理事長は夫の昇氏

島尻沖縄担当相に文科省傘下法人から補助金受けた専門学校が寄付 理事長は夫の昇氏

沖縄担当大臣などを務める自民党の島尻安伊子議員が、文科省傘下法人から補助金を受けた専門学校から300万円の寄付金を受けていたことがアイ・アジアの調べでわかった。この学校は島尻大臣の親族が経営しており、政治資金に詳しい専門家は、「実態として補助金が政治資金の原資になっている」と指摘。島尻大臣の側はアイ・アジアの取材に対し...
ニトリグルーブが安倍政権閣僚に多額献金を合法的にできるカラクリとは?

ニトリグルーブが安倍政権閣僚に多額献金を合法的にできるカラクリとは?

6月24日付けで掲載した記事「あのニトリが安倍首相ら閣僚6人に連続献金 11年から4年間で総額2170万円」について、読者から、“閣僚への企業献金は違法ではないか”という問い合わせが寄せられた。読者の疑問はもっともであり、可能な限りわかりやすく説明したい。(アイ・アジア編集部/鈴木祐太) 政治資金の在り方を定めている政...
あのニトリが安倍首相ら閣僚6人に連続献金 11年から4年間で総額2170万円

あのニトリが安倍首相ら閣僚6人に連続献金 11年から4年間で総額2170万円

家具インテリア用品販売で全国展開するニトリグループが、この4年間に、安倍首相を筆頭に安倍政権の閣僚6人に政治献金をしている。この献金そのものは違法ではないが、献金の見返りにグループに何かしらの便宜をはかったケースがあれば違法性が出てくる。(アイ・アジア/鈴木祐太) 札幌に本社のあるニトリグループは東京と大阪に本部を持ち...
新しい調査報道考えるシンポジウム報告(2) パナマ文書プロジェクトから見直す日本の調査報道

新しい調査報道考えるシンポジウム報告(2) パナマ文書プロジェクトから見直す日本の調査報道

「『政治と金』を調べ伝える新しい試み」について3人が発表した第1部に続き、第2部では、パナマ文書報道に参加したジャーナリストの経験も共有しながら、現場で活躍する記者や研究者が新しい調査報道について議論した。 登壇したのは、来年アイ・アジアの編集長に就任が決まっているジャーナリストの立岩陽一郎さん、新聞記者の高田昌幸さん...
<橋下市長>特別秘書奥下氏の疑惑に市民が監査請求

<橋下市長>特別秘書奥下氏の疑惑に市民が監査請求

橋下徹大阪市長に、とうとうお膝元の大阪市民が立ち上がった。橋下市長が条例を制定して採用した特別秘書の存在について、仕事の内容が不透明であり不当に高額の給与が支払われているとして、2月13日、大阪市民が住民監査請求の申し立てを行ったのだ。
橋下政治資金の不可解(2) 秘書一族がパーティー券大量あっせん

橋下政治資金の不可解(2) 秘書一族がパーティー券大量あっせん

パーティー券のあっせんという記載が目立つ橋下徹大阪市長の後援会の政治資金収支報告書。調査を行った「政治資金オンブズマン」は、あっせん者として記載されている人物にも不可解な点があると指摘する。 記載されている1人は、奥下剛光氏。現在、大阪市長の特別秘書を務めている人物だ。他に、奥下秘書の母親で橋下氏の後援会長を務める奥...
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