平和・安全保障模擬原爆:原爆を落とす訓練のためだけに一般人に落とされた爆弾①70年前の8月に広島と長崎に落とされた原爆によって、20万人以上の人が死亡したことはよく知られているが、米軍が原爆を投下するために日本本土で何度も爆撃訓練を行っていたことはあまり知られていない。アイ・アジアでは、原爆という非人道的な兵器を使うために行われた米軍の訓練に注目し、研究者の協力を得て、その全容をシリーズで詳述...
平和・安全保障「模擬原爆:原爆投下の訓練のためだけに一般人に落とされた爆弾」②70年前の7月、大阪に落とされた1発の爆弾。それは、後に広島と長崎を襲う原爆投下のための訓練だった。研究者が「模擬原爆」と呼び始めたアメリカ軍の兵器について伝えるシリーズの第二弾。(アイ・アジア、鈴木祐太) この爆弾について大阪市と大阪府が共同事業として行っている資料館の「ピース大阪」に記録が残されていた。米軍が戦後、...