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<エグザイル公演落雷事故>賠償求めた遺族の訴えを却下 事故現場と会場遠く保護義務なし 遺族「娘は会場にも駅にも入れてもらえなかった」と反発

判決で、大阪地裁は、主催者側が14時には落雷を予見できたと認めたが、牧子さんがいた場所はコンサート会場の競技場から離れていたため避難誘導ができる状況にはなく、牧子さんが落雷に打たれたことを認識できていなかったことから救命活動をすることもできなかったとした。そして、主催者には保護する義務はなかったとして、原告の岩永さんの訴えを退ける判決を言い渡した。
大阪地裁は、亡くなった牧子さんがいた場所は、コンサート会場から距離があったので、主催者には保護する義務はなかったとして、原告の請求を退けることを言い渡した。
牧子さんの母親の岩永和子さんの話
「(娘は)競技場に入れてもらえず、駅からも追い出され迷った。九州から来て土地勘のなかった娘は一体どこへ(避難に)行けばよかったのでしょうか? 不当な判決です。もし、こうした判決になるのならば、娘をコンサートに行かせなかったし、娘が生きていたとしても、今後コンサートに行かせることはないです」

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