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総選挙ファクトチェックの対象を安倍総理の解散記者会見に決定!

総選挙ファクトチェックの対象を安倍総理の解散記者会見に決定!

安倍総理解散会見(Youtube首相官邸アカウントより)

(2017年10月7日)

「ニュースのタネ」は総選挙(2017)のファクトチェックの対象として、9月25日に行われた安倍総理の会見内容を選びました。

これは今回の「ニュースのタネ」のファクトチェックに参加しているメンバーで議論して決めたものです。

以下はその理由です。

10月10日に公示となる総選挙は、任期満了にともなって行われるものではありません。安倍総理が、「憲法が認める総理大臣の専権事項」とされる解散権を行使したものです。勿論、憲法には総理大臣に解散権が有るなどとは一言も書かれていません。つまり条文の解釈によって行われたものです。このため、この解散には強い批判が有ります。批判を押して解散をする以上、その理由は極めて重要です。

安倍総理は9月25日に記者会見を開いて、その理由を明らかにしています。そこには、総選挙を今行わねばならないとする根拠としていくつか重要な事実が記されています。ここで語られる内容には、一点の曇りも有ってはなりません。仮に、事実とは異なる内容が混ざっていれば、解散総選挙を行う理由そのものに疑義が生じるからです。

ファクトチェックを行うことで、その点を検証したいと考えています。

もとより、この取り組みは安倍政権を批判するためのものではありません。仮に、発言の一部に事実と異なる言説が含まれていたことが判明しても、それをもって安倍総理の発言の全てを否定するものでもありません。

また、「ニュースのタネ」は、この安倍総理の会見内容のみをファクトチェックするわけではありません。与野党の有力候補者の発言についてもチェックしていく考えです。

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