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エネルギー・環境( 2 )

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再稼働が決まった川内原発は今

再稼働が決まった川内原発は今

来春の再稼働がほぼ確実となっている九州電力の川内原子力発電所(以下、川内原発)。原子力規制委員会は世界で最も厳しい規制基準をクリアしたとしているが、その内実はどうなのだろうか。再稼働に向けて動く川内原発の今を、アイ・アジアは見た。 (鈴木祐太) JR熊本駅からレンタカーを借りて鹿児島県薩摩川内市に入った。右手に東シナ海...
福島第一事故の被害規模は本当にチェルノブイリ事故の7分の1なのか?(上) 帯刀良(ジャーナリスト)

福島第一事故の被害規模は本当にチェルノブイリ事故の7分の1なのか?(上) 帯刀良(ジャーナリスト)

3つの原子炉がメルトダウンを起こすという未曽有の事故から2年半余り。汚染水問題で深刻の度合いを増す福島第一原発だが、常にチェルノブイリ事故との被害規模の比較で「7分の1」という表現が既成事実として使われている。つまり、「チェルノブイリ事故と比べれば事故の規模は小さい」という意味だ。しかし、ここには事故を過小に見せようと...
「歯が抜ける村」中国レアアース汚染の実態              ◇内モンゴル自治区現地報告           宮崎紀秀

「歯が抜ける村」中国レアアース汚染の実態 ◇内モンゴル自治区現地報告 宮崎紀秀

スマートフォンやハイテク製品の製造に欠かせない現代産業の要であるレアアース。セリウムやネオジムといった希少価値の高い鉱物で、希土類とも呼ばれる。このレアアース、実は中国が世界の生産量の9割近くを占めている。 今年3月26日、WTO(世界貿易機関)は「中国のレアアース輸出規制は協定違反」とする判定を下した。この問題は、...
サムスン電子の工場でなぜ白血病は多発したのか?(5)  立岩陽一郎

サムスン電子の工場でなぜ白血病は多発したのか?(5)  立岩陽一郎

◇サムソンは取材に応じたが・・・ 韓国のサムスン電子の半導体工場で働く従業員に白血病などの健康被害を訴えるケースが相次いでいる事件を追ったシリーズ。取材に応じたサムスン電子は、工場に問題は無いと説明した。 本社ビルを撮影したら”尋問”された この取材を進める上で最も重要だったのが、サムスン電子へ...
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