アメリカ合衆国米トランプ政権、初軍事作戦でつまずき 戦死した米兵の父親が「バカげた作戦」と批判(38)議会での初めての演説で米軍の強化を強調したトランプ大統領。国防予算を大幅に増やし最強の米軍を実現するという。しかし、就任直後に行ったイエメンでの地上部隊を使った軍事作戦で早くもつまずきを見せており、「軍の最高司令官」としての資質を疑問視する指摘も出始めている。 トランプ大統領は28日に、大統領として初めての議会演説を行...
アメリカ合衆国トランプ大統領の「壁」建設のために災害対策、沿岸警備予算を大幅削減へ(43)トランプ大統領がメキシコ国境に壁を建設する予算を確保するために、災害救助や沿岸警備などの予算を大幅に削減しようとしていることがわかった。ワシントン・ポスト紙が8日、報じた。「これで本当に米国を守れるのか?」との疑問の声が上がっている。 ●壁の予算で来年分日本円で3000億円を計上 ワシントン・ポスト紙によると、トランプ...
エネルギー・環境再稼働が決まった川内原発は今来春の再稼働がほぼ確実となっている九州電力の川内原子力発電所(以下、川内原発)。原子力規制委員会は世界で最も厳しい規制基準をクリアしたとしているが、その内実はどうなのだろうか。再稼働に向けて動く川内原発の今を、アイ・アジアは見た。 (鈴木祐太) JR熊本駅からレンタカーを借りて鹿児島県薩摩川内市に入った。右手に東シナ海...
エネルギー・環境福島第一事故の被害規模は本当にチェルノブイリ事故の7分の1なのか?(上) 帯刀良(ジャーナリスト)3つの原子炉がメルトダウンを起こすという未曽有の事故から2年半余り。汚染水問題で深刻の度合いを増す福島第一原発だが、常にチェルノブイリ事故との被害規模の比較で「7分の1」という表現が既成事実として使われている。つまり、「チェルノブイリ事故と比べれば事故の規模は小さい」という意味だ。しかし、ここには事故を過小に見せようと...
エネルギー・環境福島第一事故の被害規模は本当にチェルノブイリ事故の7分の1なのか?(下)ここで気になるのは、係数が「0」だからと言って無視してよいのかという点だ。事故直後から放射性物質の放出量を調べている京都大学大学院総合生存学館の山敷庸亮(やましき きょうすけ)准教授は次の様に話す。