国際トランプの米国とどう向き合うか? (2) トランプ勝利を予言した米紙の記事トランプ政権誕生を読めなかったと衝撃が走っている米メディア界だが、実は適格に予想していた記事もある。11月2日のウォールストリートジャーナル紙だ。国勢調査の最新の人口動態統計から、「トランプ有利」と報じている。 「急激な変化がトランプを支援」という見出しのその記事は、2000年から2015年までの全米の人口動態統計の分...
アメリカ合衆国トランプの米国とどう向き合うか? (7)~米トランプ次期大統領が会見で狙ったものは●最初に問われたのはロシアのハッキング問題 最初の記者からの質問は当然、対ロシアの問題だった。それについての情報機関からの説明について問われると、トランプ氏は堰を切ったように話し始めた。 「情報機関から金曜日に説明を受けて、勿論、その詳しい内容については話すことができないが・・・」 大統領選挙に際してロシア政府がハッキ...
ジャーナリズム米国ジャーナリズムの新たな潮流~非営利化する調査報道⑥立岩陽一郎米国ジャーナリズムの新たな潮流~非営利化する調査報道⑥立岩陽一郎 ●大学と非営利ジャーナリズムとの融合● ●調査報道ワークショップの誕生
ジャーナリズム米国ジャーナリズムの新たな潮流~非営利化するジャーナリズム⑤CPI(Center for Public Integrity)はルイスの狙い通りに成長を続けている。現在は米国公共放送PBS出身のビル・ビューゼンバーグ(Bill Buzenberg)が代表を務めており、記者50人余りを抱えるまでになっている。そして、政治と金の流れを追うワシントン担当を中心に、様々な調査報道を展開し...