アメリカ合衆国トランプの米国とどう向き合うか? (4)~トランプ次期大統領に反縁故法の逆襲か?就任式まで2週間を切り、トランプ次期大統領は政府の要職を任命する重要な時期を迎えている。こうした中、娘婿のジャレッド・クシナー氏が運営していた会社を辞職する意思を固めた。ホワイト・ハウス入りの準備と見られている。しかし、米国には親族の政権入りを規制した反縁故法がある。ロシア問題を抱えるトランプ氏だが、更に新たな火種を抱...
国際トランプの米国とどう向き合うか? (2) トランプ勝利を予言した米紙の記事トランプ政権誕生を読めなかったと衝撃が走っている米メディア界だが、実は適格に予想していた記事もある。11月2日のウォールストリートジャーナル紙だ。国勢調査の最新の人口動態統計から、「トランプ有利」と報じている。 「急激な変化がトランプを支援」という見出しのその記事は、2000年から2015年までの全米の人口動態統計の分...
アメリカ合衆国トランプの米国とどう向き合うか? (5)~米トランプ次期政権に娘婿入りで「利益相反」も問題にトランプ米次期大統領の政権移行チームは9日、娘婿のジャレッド・クシュナー氏のホワイトハウス入りを明らかにした。こうした中、1つのキーワードがささやかれ始めた。「利益相反」だ。ビジネス人脈を活用しようとするトランプ氏だが、候補者の中には政権入りすることで自らのビジネスを有利にできる人が多数入っているからだ。娘婿もその1人...
アメリカ合衆国トランプの米国とどう向き合うか? (6)~トランプ米次期大統領に情報機関は何を語ったのか?トランプ次期米大統領はロシア政府による大統領選挙への関与を断定した情報機関の報告を受けた後、情報機関の働きを称えつつ、選挙結果に何の影響も与えなかったと断じた。一方で、その後、トランプ氏からはロシアについての言及が減った。情報機関は何をトランプ氏に伝えたのか? 議会でロシアによる選挙への関与を明言したクラッパー米国家情...
アメリカ合衆国トランプの米国とどう向き合うか? (12)~トランプ大統領就任前夜祭に見る米国の分裂トランプ氏の大統領就任式を前に、首都ワシントンで19日、前夜祭が開かれた。トランプ氏はそこで国民の統合を訴えたが、そこで見られたのはこの国の紛れもない分裂だった。 ●アメリカを再び偉大に 「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)」というトランプ氏の選挙スローガンを掲げた前夜祭は、米国の...
アメリカ合衆国トランプの米国とどう向き合うか? (8)~大統領就任式まで1週間の首都は米国に新たな大統領が誕生するまで1週間を切った。首都ワシントンは様々な懸念を抱えつつも大統領就任式の準備を加速させている。就任式の行われる首都の状況を伝える。 ●異常な状況が続く米政界 世界中の注目を浴びたドナルド・トランプ米次期大統領の記者会見は米国の内外で大きな波紋を呼んでいる。人権問題に取り組んできたことで知られ...
アメリカ合衆国トランプの米国とどう向き合うか? (11)~トランプ氏の大統領就任式に民主党議員が大量欠席 途中退陣したニクソン大統領以来の事態トランプ氏の大統領就任式まで数日に迫った米国で、民主党議員が数十人規模で式への欠席を表明する異常な事態となっている。選挙時に対立しても結果が出たら新政権の誕生を全国民で祝うのが伝統だっただけに人々に衝撃が広がっている。政権移行チームは民主党議員に参加を呼び掛けているが、欠席者数は逆に増える状況だ。こうした事態は、その後...
アメリカ合衆国米トランプ大統領が就任100日で敵視メディアに寄稿 あらためてアメリカ一国主義を宣言~トランプの米国とどう向き合うか? (84)就任100日を迎えた米トランプ大統領はかねてから敵視してきた主要紙に寄稿。この中で100日間の取り組みの成果を強調するとともに、あらためて米国一国主義を宣言。 トランプ大統領は就任100日の区切りに、「この100日間で、私は米国民との約束を守った」と題した文章をワシントンポスト紙に寄稿。4月30日の紙面に掲載された。 ...
アメリカ合衆国トランプ大統領もびっくり?米国人のセックス回数が減少!~トランプの米国とどう向き合うか? (46)3回目の結婚で若いメラニア夫人との間に子供をもうけているトランプ大統領だが、米国では、成人が年間にセックスをする回数がこの10年ほどで減っているのだという。性科学専門の研究機関がまとめ、メディアでも盛んに取り上げられている。 リポートをまとめたのは、性についての研究で知られる米国の研究機関「International ...
アメリカ合衆国トランプの米国とどう向き合うか? (23)~トランプ大統領の息子のビジネス出張で国費1000万円以上!自身のビジネスと大統領職との線引きが不透明だと指摘されているトランプ大統領について、息子のウルグアイ出張に多額の国費が使われていたと米有力誌が報じた。線引きの不透明さが更に問題視される可能性も出ている。 ●家族のビジネス出張で国費1000万円以上の出費 ワシントン・ポスト紙によると、トランプ大統領の息子のエリック・トラ...