●どこかの独裁国家のよう
ワシントン・ポスト紙で経済官庁を取材している記者はその状況を独裁国家のようだと嘆く。
「まるで、どこかの独裁国家のような極めて異常な状態だ。忠誠心を判断材料にしての政治任用なんてこの国では聞いたことない。政治任用というのは、その政権の進める方向で政策を遂行できる優秀な人材を登用する点に意味があるのであって、大統領のイエスマンを登用する制度じゃない」
そして次のように現状を語った。
「普通なら、政権がかわって直ぐのこの時期は外交、経済の官庁では各国との交渉や打ち合わせがどんどん入るのだが、何もない状態だ。やはりこの政権は異常だ」
(参考記事: 大統領就任式に民主党議員が退去欠席 途中退陣のニクソン氏以来)