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なぜ子供の戦争被害は増えるのか?(3) 市川ひろみ 記憶に刻まれる家族の叫び声、銃声、血の海

なぜ子供の戦争被害は増えるのか?(3) 市川ひろみ 記憶に刻まれる家族の叫び声、銃声、血の海

京都女子大の市川ひろみ教授による連載の三回目。子どもたちは、戦場で残虐行為や悲惨な情景を目にし、時に家族への残虐行為、殺害を目撃してしまうことがある。それは大きなストレスとなり成長の遅れをもたらすこともある。また子どもたちは、平和な社会におけるモデルとなる大人像を知らないまま、暴力的な環境を自らの思考方法、記憶に取り込...
なぜ子供の戦争被害は深刻化したか?(4) 市川ひろみ 子供兵世界に30万 自爆強要、少女の性被害も深刻 残虐行為加担も

なぜ子供の戦争被害は深刻化したか?(4) 市川ひろみ 子供兵世界に30万 自爆強要、少女の性被害も深刻 残虐行為加担も

世界の子ども兵の数は推定30万人以上。補充可能な消耗品として、大人の兵士の損失を軽減するための「人間の盾」として、また自爆攻撃「兵器」として、上官の性の相手として、少年少女が兵士として動員させられているのだ。悲惨な子ども兵士の実態について京都女子大の市川ひろみ教授が報告する。(整理/石丸次郎) 自動小銃を手に戦闘訓練さ...
「留学生」という名の奴隷労働者たち2   ブローカーの嘘と日本語学校のボッタクリ  出井康博

「留学生」という名の奴隷労働者たち2   ブローカーの嘘と日本語学校のボッタクリ  出井康博

「月に20~30万円稼げる」。そんな甘い言葉に乗せられて、留学生として日本を目指すベトナム人が急増している。その数はこの5年で約10倍増え、年5万人近くに上る。彼らの大半は、来日費用の返済と学費を稼ぐため深夜働き詰めの生活だ。日本への送り出しブローカーと、一部の悪徳日本語学校に食い物にされ「奴隷労働」を強いられているベ...
「留学生」という名の奴隷労働者たち3     ベトナム人を食い物にする専門学校と大学 出井康博

「留学生」という名の奴隷労働者たち3     ベトナム人を食い物にする専門学校と大学 出井康博

留学生として出稼ぎを続けたい外国人たちはビザが要る。そこに目を付けたのが少子化で定員割れに悩む専門学校、大学だ。中には学生の9割が留学生という大学も。急増するベトナム人留学生たちは高い学費を稼ぐために、また過酷な労働を続けなければならない。「受け皿」として復活しつつあるのが地方大学の都心の校舎「サテライトキャンパス」だ...
「留学生」という名の奴隷労働者たち4  苦境のベトナム人留学生は犯罪に走る 第2の「福岡一家4人殺害事件」が起きる日 出井康博

「留学生」という名の奴隷労働者たち4 苦境のベトナム人留学生は犯罪に走る 第2の「福岡一家4人殺害事件」が起きる日 出井康博

ブローカーや悪徳日本語学校に食い物にされるベトナム人留学生。苦境に陥った彼らの犯罪が増加している。このままでは、かつて中国人留学生によって引き起こされた「福岡一家4人殺害事件」のような凶悪犯罪が起こるかもしれない。(アイ・アジア編集部) ◆追い詰められたベトナム人留学生の犯罪急増 最近、新聞やテレビでベトナム人による犯...
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