インファクト

調査報道とファクトチェックで新しいジャーナリズムを創造します

ウクライナ取材メモ

Tagged
【新田義貴のウクライナ取材メモ2024③ ロシアに連れ去られた子供たち】

【新田義貴のウクライナ取材メモ2024③ ロシアに連れ去られた子供たち】

軍事侵攻から2年を迎えるウクライナで大きな社会問題になっているのが、戦時下における子供たちの心の問題だ。なかでも、占領地からロシア本国に連れ去られた子供たちの現状は分からない部分が多く極めて深刻だ。(取材・写真/新田義貴) こうした問題に果敢に取り組んできたNGOがある。2014年に設立された「セーブ・ウクライナ(SA...
【新田義貴のウクライナ取材メモ⑩ クラスター爆弾の戦慄】

【新田義貴のウクライナ取材メモ⑩ クラスター爆弾の戦慄】

戦争が続くウクライナを取材する新田義貴のメモ。新田は一般人を殺傷することで知られるクラスター爆弾を見せられる。戦乱に巻き込まれた人々の声を記録する連載の最終回。それは新田のある言葉で終わった。(取材・文/新田義貴) 7月8日朝、滞在していたスロビアンスクを車で出発し、東へ20分ほどの距離にあるリマンという町に向かう。前...
【新田義貴のウクライナ取材メモ⑨ 最前線の“ロシア系”住民】

【新田義貴のウクライナ取材メモ⑨ 最前線の“ロシア系”住民】

ウクライナでの戦争は続く。新田義貴は現地で救援活動をする日本人のジャーナリストと遭遇。その活動に同行して更に戦争の現実に迫っていく。(写真・文/新田義貴) 7月2日午後2時、オデッサでの取材を終えいよいよ最終目的地のウクライナ東部に向かう。写真家の尾崎孝史さんが運転するスズキの4WDで広大な平原を走ること8時間、夜10...
ゼレンスキーは英雄なのか?【新田義貴のウクライナ取材メモ⑦】

ゼレンスキーは英雄なのか?【新田義貴のウクライナ取材メモ⑦】

「僕はゼレンスキーが嫌いだ」。ジャーナリストのセルヘイはそう言った。ゼレンスキーを英雄視することが当然視されるメディアの状況は日本でもウクライナでも同じだ。彼は英雄なのか?セルヘイの言葉は新田義貴に突き刺さった。(文/写真:新田義貴) 6月26日、ニコポリでの原発関連取材を終えての帰途、クリヴィー・リフという町で遅い食...
「原発占領地」で不安は戦慄に変わった【新田義貴のウクライナ取材メモ⑥】

「原発占領地」で不安は戦慄に変わった【新田義貴のウクライナ取材メモ⑥】

戦場と化すザポリージャ原発。歴史の教訓から学び続けてきたはずの人類は、再び愚行を繰り返すかもしれない。その新田の不安は原発を前にして戦慄に変わった。(文/写真:新田義貴) 6月下旬、ウクライナ南部で洪水被害を取材していた僕にはもうひとつ気がかりなことがあった。ロシア軍侵攻直後の去年3月から占領下にあるザポリージャ原子力...
Return Top