アメリカ合衆国米朝両首脳が出会いで見せた親密さにCNNテレビが驚愕12日、シンガポール時間の午前9時から始まった米首脳会談。米CNNテレビは現地シンガポールにクーパー・アンダーソンやクリスチャン・アマンプールといった著名キャスターらを派遣して生中継で伝えた。その中で、トランプ大統領と金正恩委員長が出会いの場で見せた互いを気遣うような仕草や握手を繰り返したことに驚きを示した。 番組の中...
アメリカ合衆国米朝首脳会談は本当に驚くべきことなのか?米朝首脳会談にトランプ大統領が応じる姿勢を示したことが衝撃を与えている。しかし、それほど驚くことなのだろうか?勿論、まだ会談が正式に決まったわけではないので安易な予測は控えたいが、私はYahooニュースでその可能性を書いてきた。別に誇れる話ではないのは、新聞がよく書く「米朝関係筋」や「米政府関係者」から得た情報ではない...
アメリカ合衆国米副大統領、前提条件無しでの米朝対話に言及南北対話へ前向きな韓国の文大統領に冷ややかな日本だが、ペンス米副大統領は、米国政府は前提条件無しで米朝対話の準備に入る用意が有ると発言。米主要紙が報じた。 記事は2月11日、ワシントン・ポスト紙がオピニオン面で報じた。平昌オリンピックからの帰途の副大統領専用機内でのペンス副大統領への取材の内容として報じられた。 記事に...
アジア情勢トランプの米国とどう向き合うか? (27)~「トランプ船に乗った安倍総理」 米ジャーナリストから見た日米首脳会談安倍総理とトランプ大統領との首脳会談は日本では概ね高評価なようだ。確かに、共同記者会見は全米に生中継され、4大ネットワークの1つ、NBCテレビの夜のニュースでも、4項目目という大きな扱いだった。安倍総理の側としては「してやったり」という感触だろう。しかし、米ジャーナリストらの反応からは、そう喜んでいられない現実も見えて...
エネルギー・環境パリ協定の対応めぐってトランプ政権内で意見分かれる~トランプの米国とどう向き合うか? (50)世界各国が温暖化の防止に取り組むとしたパリ協定への対応が注目されるトランプ政権だが、政権内で意見が分かれているようだ。ワシントン・ポスト紙が15日伝えた。 パリ協定をめぐっては、トランプ大統領は科学者が指摘する温暖化のメカニズムについて否定的な見解を示しており、今後、米国がどう取り組むのかが注目されている。 (参考記事...
アメリカ合衆国米のシリア空爆の裏に側近らの大統領へのある対応があった ~トランプの米国とどう向き合うか? (70)従来の主張を覆してシリア空爆を命じた米トランプ大統領。その裏には側近たちの大統領に対する特別な対応が有った。ワシントンポスト紙が8日、伝えた。 記事によると、トランプ大統領は化学兵器による攻撃で被害を受けたシリア人の写真を見て心を動かされたという。特に、ぐったりした子供たちが神経性の物質を落とすために水をかけられている...
アメリカ合衆国トランプ米大統領がもう1人の最高裁判事指名の準備か 実現すれば米社会の保守化は必至 ~トランプの米国とどう向き合うか? (74)指名した最高裁判事の承認を勝ち取ったばかりのトランプ米大統領だが、もう1人の最高裁判事の人選に入ったようだ。引退が噂されるリベラル派の判事の後任指名となる。仮にこの人選が通ると、米国社会は一気に保守化することが避けられない。 米国の最高裁判事は9人。トランプ大統領は空席になっていた最高裁判事に保守的なニール・ゴーサッチ...
アメリカ合衆国税務情報を開示しないトランプ米大統領を主要メディア各社が批判 政策推進に黄信号と~トランプの米国とどう向き合うか? (75)自身の税務申告内容の開示を拒否し続けるトランプ米大統領に対して、身内の共和党からも、このままでは税制改革に着手できないと批判の声が出始めた。米主要メディアが報じた。 歴代大統領は自身の税務申告の内容を開示してきたが、トランプ大統領は拒否し続けている。当選後初の記者会見で開示について問われると、「私の税務申告内容に関心を...
アメリカ合衆国シリア空爆を命じた米トランプ政権の危うい情報分析~トランプの米国とどう向き合うか? (71)シリア空爆を命じたトランプ大統領はどのような情報を得て判断しているのか。実は、トランプ大統領に毎日行われる情報機関などからの情勢説明と分析の説明は歴代大統領に比べて圧倒的に少なく、複数の見方を排除する形で行われているという。米国の調査報道NPOが報じている。 米大統領が軍事行動などを判断する際の重要な基準となる情報機関...
アメリカ合衆国米トランプ政権が不法移民摘発の正当化に使ったレイプ事件、少女の虚言の疑いが濃厚に~トランプの米国とどう向き合うか? (85)不法移民の取り締まり強化を掲げる米トランプ政権がその根拠として挙げていた不法移民の2人による女子中学生レイプ事件は、女子学生の虚言である疑いが強まっている。検察官が容疑を取り下げることを明らかにした。 事件は首都ワシントン郊外のメリーランド州の中学で起きたとされ、その中学に通う14歳の女子学生が被害を警察に届け出ていた...