アジア情勢<現地報告・バングラテロ事件>凶行に走った若者たちの素顔を追う(3) 実行犯が15年の日本人襲撃にも関与の可能性 宮...日本人7人を含め20人が殺害された7月のダッカテロ事件。実行犯の一人カイルルは、2015年に農業指導にあたっていた日本人・星邦夫さん殺害事件で指名手配されていた。バングラのイスラム過激派は日本人を標的にする方針を持っていたのだろうか? 国際ジャーナリスト宮崎紀秀の現地報告の三回目。(アイ・アジア) ◆両親にもわからない...
アジア情勢<現地報告・バングラテロ事件>凶行に走った若者たちの素顔を追う(2) 父親に聞く18歳の実行犯サミーとは 宮崎紀秀7月に発生したバングラデシュの首都ダッカのテロ事件。日本人7人を含め20人を殺害した若者たちはどのような人物だったのか? 実行犯の一人の自宅を訪ねた。応対した父親は外資系企業ビジネスマン。部屋には英語で書かれたビジネス書やTOEFLの参考書が残されていた。狼狽する父親が語る息子サミーとは…。国際ジャーナリスト宮崎紀秀の...
アジア情勢<現地報告・バングラテロ事件>凶行に走った若者たちの素顔を追う(1) 実行犯サミーは裕福な家庭の18歳 宮崎紀秀日本人7人を含め20人が殺害されたバングラデシュの首都ダッカのテロ事件。犠牲者は日本人の他、イタリア人、インド人などほとんどが外国人だった。レストランを襲撃した実行犯は、人質にした客や店員の中からイスラム教の経典コーランを唱えられなかった者を選別し、銃ではなく鋭利な刃物で殺害したとされる。治安部隊が射殺した実行犯5人の...
政治現地報告:中国共産党腐敗官僚の実態③ 宮崎紀秀現地報告:中国共産党腐敗の実態③ ●子供を連れて出た妻の背後に党幹部 ●電話に出た党幹部 ●ほしいままに振る舞う共産党員の権力とは ●委員会は「調査中」と回答
アジア情勢<中国現地ルポ>病死豚肉が食卓に!? 死豚大量投棄の真相に迫る(後編)宮崎紀秀<中国現地ルポ>病死豚肉が食卓に!? 死豚大量投棄の真相に迫る 後編 ●死んだ豚の肉が麺の具に ●死骸は儲かる ●取り締まりで死骸を売買できず投棄?
アジア情勢<中国現地ルポ>病死豚肉が食卓に!? 死豚大量投棄の真相に迫る(前篇) 宮崎紀秀<中国現地ルポ>病死豚肉が食卓に!? 死豚大量投棄の真相に迫る 前篇 ●流れ着いた大量の豚の死骸 ●豚が捨てられる街 ●なぜ豚を捨てるのか
アジア情勢「歯が抜ける村」中国レアアース汚染の実態 ◇内モンゴル自治区現地報告 ...スマートフォンやハイテク製品の製造に欠かせない現代産業の要であるレアアース。セリウムやネオジムといった希少価値の高い鉱物で、希土類とも呼ばれる。このレアアース、実は中国が世界の生産量の9割近くを占めている。 今年3月26日、WTO(世界貿易機関)は「中国のレアアース輸出規制は協定違反」とする判定を下した。この問題は、...
国際中国を脅かす過激犯罪!多発する背景には何が(後篇)宮崎紀秀去年(2013年)7月20日午後6時過ぎ。北京首都国際空港の到着ロビーに、車椅子の男が現れた。左手には袋のようなものを持っていた。異状に気づいた警察官が近寄ると、男は何かを叫びながら、両手を挙げ周囲の人を追い払うような仕草をした。警察官が男に向かってさらに歩みを進める。すると、突然、男の左手から火花とともに爆音が起こっ...