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2020( 11 )

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【ハリボテ民主主義】臨時国会召集先送り理由は「法案がない」から? 過去には法案なく召集した例も

【ハリボテ民主主義】臨時国会召集先送り理由は「法案がない」から? 過去には法案なく召集した例も

立憲民主党などの野党が臨時国会の早期召集を求めたのに対し、自民党側が「予算案や法律案、条約案件が今のところない」として、このような時に臨時国会は召集されないという「慣例」を理由に臨時国会の早期召集を難色を示したという。このような「慣例」は本当に存在しているのか、法案がなくても臨時国会を召集した例はなかったのか、検証した...
【コロナの時代】感染爆発都市NYと新型コロナとの戦い① いつでも何回でも受けられる検査が感染者を減らした

【コロナの時代】感染爆発都市NYと新型コロナとの戦い① いつでも何回でも受けられる検査が感染者を減らした

2月末に最初の新型コロナ感染者が出たニューヨーク州は、4月半ばにかけて感染のピークを迎えた。その中心となったニューヨーク市では、1日あたりの新規感染者数が実に6000人を超え、毎日1000人以上が命を落としていた。銃弾が飛び交っているわけでもなく、店には食料品もあふれていたが、マンハッタンから人の姿は消え、死亡者数のカ...
[コロナの時代]ファクトチェック: 「PCR法を開発してノーベル賞を取った人が『ウイルスの特定にはふさわしくない』と言った」は本当か?

[コロナの時代]ファクトチェック: 「PCR法を開発してノーベル賞を取った人が『ウイルスの特定にはふさわしくない』と言った」は本当か?

ネットテレビとして多くの視聴者を持つ「虎ノ門ニュース」で、レギュラー出演している武田邦彦氏が「PCR法を開発したノーベル賞を取った人がウイルスの特定にはふさわしくないと言っている」と発言した。しかし、こうした発言は確認されておらず、武田氏も根拠を示していない。(立岩陽一郎)
【コロナの時代】WHOが、今週中に世界の感染者2000万人、死者75万人に達すると予測 日本については懸念示さず

【コロナの時代】WHOが、今週中に世界の感染者2000万人、死者75万人に達すると予測 日本については懸念示さず

新型コロナ対策で世界の司令塔的な役割を担うWHO=世界保健機関のテドロス事務局長は8月10日(スイス時間)の定例会見で、今週中には全世界の感染者数の総数は2000万人、死者数は75万人に達するとの状況を語った。感染拡大が続く日本については、日本の取り組みを評価しているとして懸念は示さなかった。(立岩陽一郎)
[新型コロナFactCheck] 「FAXの制約で東京都内の感染者数は1日300人を超えない」との情報は誤り 中国で拡散

[新型コロナFactCheck] 「FAXの制約で東京都内の感染者数は1日300人を超えない」との情報は誤り 中国で拡散

中国のSNSで東京都の新規感染者数は「FAXの機能制限で1日300人を超えない」との情報が拡散した。しかし、情報源とされた報道は、FAXで患者の情報を収集することが時間がかかるという問題しか触れていない。東京都の感染者数は300人を超えた日もあり、この情報は誤りだ。(池雅蓉)
【コロナの時代】弁護士・金塚彩乃のフランスからの帰国① 機内で渡された2組の書類

【コロナの時代】弁護士・金塚彩乃のフランスからの帰国① 機内で渡された2組の書類

日仏で弁護士資格を持つ金塚彩乃氏。頻繁に両国を行き来してきた国際派弁護士は新型コロナでその往来を断たれたが、フランスが日本人の入国を受け入れたことで久しぶりに渡仏。そして帰国。その時に、彼女が体験したものは・・・。シリーズで伝える「弁護士・金塚彩乃のフランスからの帰国」。第1回は「機内で渡された2組の書類」。(文、写真...
【コロナの時代】 吉村知事発言が波紋を呼ぶ今、世界で拡散された「これが効く」の誤情報を見ておこう

【コロナの時代】 吉村知事発言が波紋を呼ぶ今、世界で拡散された「これが効く」の誤情報を見ておこう

大阪府の吉村文洋知事が「ポビドンヨード」入りのうがい薬の新型コロナウイルスへの効果を発表したことが騒ぎになっている。吉村知事は効果について今後調査をするものだと、事実上発言を修正しているが、大事なことは私たちが不明確な情報に惑わされないことだ。実際、新型コロナの発生からのこれまでを見ると、「これがウイルスに効く」とする...
[FactCheck] 「李登輝元総統の生前インタビュー NHKが5年封印」 台湾メディアの報道は誤り

[FactCheck] 「李登輝元総統の生前インタビュー NHKが5年封印」 台湾メディアの報道は誤り

台湾の李登輝元総統の死去を受けてNHKが生前インタビューを放送したが、これが取材を受けてから5年間、中国政府などの圧力で封印されていたと現地メディアが報道した。だが、実際は当時、短いながらもインタビューの映像は放送されていた。(楊井人文)
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