[コロナの時代] ファクトチェック:「大阪の新規感染者1260人のうち日本人は1...「4月28日の大阪の新型コロナ新規感染者のうち日本人は一人も確認されていない」という言説がネット上で拡散した。大阪府はそもそも国籍別の感染者数を公表していないとしたうえで、感染者の中に日本人はいることと明らかにした上で、「日本人の感染者の方...
ファクトチェック《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.20/2020.2.19)インターネット上で話題になった“要注意”情報を、週1回まとめてお届けします。紹介するのは、他のメディアなど第三者が調査・検証したものも含みます。(大船怜=ネット上の情報検証まとめ管理人) 今週紹介する“要注意”情報 「イギリスEU離脱の影響で空港で1時間待ち」 「『一瞬メガネに見える棒』はペルシャから中国に渡ったもの」...
化学物質の脅威【化学物質の脅威⑥】化学物質はどうやって体内に取り込まれたのか7万の化学物質に囲まれる日本の生産現場。その現状は、実はあまり知られていない。化学物質はどのようなことに使われ、それを扱う人にどのような健康上の被害をもたらす恐れが有るのか?このシリーズでは、大阪の印刷工場、韓国のサムスン電子の半導体工場などで多くの従業員ががんになっている状況を伝えてきた。 そこから工場での作業に従事...
ファクトチェック[新型肺炎FactCheck] 「遺体を燃やすと出る二酸化硫黄 武漢で大量検出」は誤り新型コロナウイルスをめぐり、武漢で異常な二酸化硫黄(SO2)濃度の値が観測されたとして、中国政府が秘密裏に大量の遺体を焼却している証拠だとする言説が世界的に拡散され、日本でも広まっている。しかしこの主張は複数の誤った根拠に基づくものだ。(大船怜) チェック対象 「遺体を燃やすと出る亜硫酸ガス 武漢上空で大量検出…およそ...
ファクトチェック[新型肺炎FactCheck] 「感染者 国内で400人超す」報道はミスリード新型コロナウイルスをめぐって「新型肺炎感染者、国内で400人超す」との報道があった。だが、これは日本側でウイルス検査を行って感染が確認された人数で、その大半がクルーズ船内の感染者や中国・武漢からの帰国者などが占め、国内で感染が起きた人数はもっと少ない。【注:本稿は2月16日時点のデータに基づくものです】(楊井人文) チ...
ファクトチェック《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.19/2020.2.12)インターネット上で話題になった“要注意”情報を、週1回まとめてお届けします。紹介するのは、他のメディアなど第三者が調査・検証したものも含みます。(大船怜=ネット上の情報検証まとめ管理人) 今週紹介する“要注意”情報 「ヴィーガンの間でキャベツを散歩させるのがブームに」 「『日本に震度10級の地震』というタイトルのスパム...
ファクトチェック[新型肺炎FactCheck] 「知事が東京マラソンの中国人参加自粛を要請」報道は不正確新型コロナウィルスをめぐり、産経新聞のニュースサイトが「小池知事、東京マラソンの中国人参加自粛を要請」との見出しで記事を配信した。しかし、小池知事は会見で「中国人」の参加自粛を求める発言はしておらず、不正確だ(楊井人文、田島輔)。 チェック対象 『小池都知事、東京マラソンの中国人参加自粛を要請』 新型コロナウイルスに...
ファクトチェック《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.18/2020.2.5)インターネット上で話題になった“要注意”情報を、週1回まとめてお届けします。紹介するのは、他のメディアなど第三者が調査・検証したものも含みます。(大船怜=ネット上の情報検証まとめ管理人) 今週紹介する“要注意”情報 「バーガーキングの縦読み差し替え」 「『募る』の資料手にする安倍首相 前日の答弁について準備したもの」 ...
ファクトチェック[新型肺炎FactCheck] 感染リスク2位が日本になったのは「入国規制しないため」は誤り新型コロナウイルスの感染リスクが高い国として日本が第2位とする論文が発表され、東京都中野区議が「安倍政権が入国規制をしない為」などとTwitter投稿し、拡散した。このランキングは政府による新型肺炎への対応と関係があるのか、検証した。(田島輔)(修正あり:後述) チェック対象 (新型肺炎の)高リスク国の第2位が日本とな...
ファクトチェック[新型肺炎FactCheck] 「(日本の判断で)邦人感染者のチャーター便搭乗を拒否」は誤り新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、政府が中国・武漢に帰国を希望する日本人のためのチャーター便を派遣した。そうした中、橋下徹・元大阪市長がツイッターで「邦人感染者が法的根拠もなくチャーター便搭乗を拒否された」と政府の対応を批判し、大きな反響を呼んだ。しかし、調べてみると、事実は異なっていた。感染拡大防止のため様々な議...
ファクトチェック[新型肺炎FactCheck] 「武漢国立生物安全実験室から漏れたウイルスが原因と英紙報道」は不正確中国・武漢が発祥とされる新型コロナウイルスについて、作家の西村幸祐氏が「英紙デイリーメールが武漢国立生物安全実験室から漏れたウイルスが原因だと報じた」とツイートし拡散した。実際にそのように報道されたのか、検証した。(篠原修司) チェック対象 英紙デイリーメールは武漢国立生物安全実験室から漏れたウイルスが今回のパンデミッ...