2016年11月8日に行ったアメリカ国民の選択は、世界にどう影響を与えるのか。日本の安倍総理はいち早く訪米して次期大統領と会談を行うという。しかし、その前に安倍総理は日本の立場を日本国民は勿論、世界に対して発信すべきではないのか?実は、それをした国もある。ドイツだ。ドイツのアンゲラ・メルケル首相は直ぐに声明を出し、それが世界の注目を浴びている。(iAsia編集部)
メルケル首相の声明は、2016年11月9日、首相官邸で発表された。佛教大学の野﨑敏郎教授が全文を訳し、それを掲載することを快諾してくれた。
「お集まりのみなさん、私は、アメリカ合衆国大統領選挙の勝利者であるドナルド・トランプにたいして、当選を祝します。