調査報道を専門とする記者や研究者がジャーナリズムの重要課題について議論するシンポジウム「ジャーナリズム・フェスタ」。その第4回が10月28日、大阪市で開かれた。ジャーナリストの職能集団やNPOが2010年から実施しており、今回は「国境越え協働する調査報道の新地平を考える」をテーマとした。この春のパナマ文書報道を例に、携わったジャーナリストも交えて今後の調査報道の在り方を探った。同月5日に発足した一般社団法人政治資金センターの設立の経緯や今後の計画も報告されたほか、日本で先駆的に活動を始めている調査報道認定NPO法人アイ・アジア(現InFact)が、政治と金の独自報道について紹介した。(アイ・アジア編集部)
アジアプレス・インターナショナル、自由ジャーナリストクラブ(JCL)、政治資金センター、DAYS JAPAN 関西サポーターズクラブ、アイ・アジアが共催し、インターネットによる動画配信も行った。会場には65人が訪れた。