アジア情勢【コロナの時代】その時、中国当局は何を発表していたのか②〜病原体は新型コロナウイルスと特定。そして初の死者新型コロナが猛威が世界中で止まらない。その最初が中国だったことはまだ多くの人の記憶に残っている。中国は当時、どう対処し、どう世界に発信していたのか。(宮崎紀秀、池雅蓉)
アジア情勢【コロナの時代】その時、中国当局は何を発表していたのか①最初の発表は2019年の大晦日だった新型コロナが中国の武漢で最初に発生したことは既に広く知られている。アメリカのトランプ大統領はそれを印象付けるために「武漢ウイルス」などと呼ぶこともある。またこの大統領の発言などから、当初、中国が問題を隠蔽していたという印象も強い。実際にはどうだったのか?何が発せられ、何が発せられなかったのか。インファクトは公表された中...
アジア情勢【危機の東アジア】中国で起きていること③ 庶民のために闘う弁護士が払った代償ある日突然夫がいなくなった。夫は弁護士。庶民の権利の為に奮闘してきた。なぜ夫は消えたのか。中国で起きている現実をインファクトの宮崎紀秀が追及するシリーズの3回目。(宮崎紀秀) 妻になれたことを誇りに思う 李文足 は、元々、子育てに手一杯で、家庭が生活の中心の主婦だったと認める。その彼女を変えたのが、夫を探そうとする度に...
アジア情勢【危機の東アジア】中国で起きていること④ 私のためにどうか生きていて中国で何が起きているのか?日本テレビの中国総局長などを経て現在も中国にとどまり取材を続けるインファクトの宮崎紀秀エディターが掘り下げるシリーズの4回目です。(宮崎紀秀) 2015年7月の一斉拘束後も、人権派弁護士への圧力は、形を変えて続いた。数々の冤罪事件にも関わってきた著名な人権派弁護士である李金星は、2019年8月...
アジア情勢【危機の東アジア】中国で起きていること① ある日、夫が消えた。中国の動きから目が離せない。それはこの国がアメリカを追い抜くほどの超大国になろうとしているからではなく、香港を含めて国内で民主化を求める人々に容赦ない弾圧を加えているからだ。それを中国の主権の問題だと片付ける人もいるが、主権による人権弾圧は許容されるべきなのか?日本テレビ中国総局長などを歴任し現在も中国で取材にあたるイ...