ホワイト・ハウス入りのため障壁と考えられている利害問題を無くすためと見られており、クシナー氏のホワイト・ハウス入りへの動きは明確になったと見られる。
クシナー氏は安倍総理がトランプ氏と面会する時に同席しており、この異例の面会を実現させた米国側の立役者と見られている。親族で周囲を固めるトランプ氏だが、特にこの弱冠35歳の娘婿への信頼が厚いと見られている。また、ユダヤ教徒であるクシナー氏自身も政治への関心が高いことが言われている。
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クシナー氏とともに、イバンカ氏も名前が取りざたされるなど、身内の政権入りがささやかれるトランプ次期大統領。最初の妻のイヴァナ氏が出身地であるチェコの大使になるのではないかとの噂まで出ている。しかし、米国には縁故採用を禁じた反縁故法がある。厚い信頼を置く娘婿をホワイト・ハウスに入れたいのはトランプ氏の意向とも言われているが、法律違反を敢えて犯すのか?それとも、抜け道を見つけ出して、実質的な権限をこの若者に与えるのか?
ロシアとの関係で議会との軋轢が続きそうな雲行きだが、ここにきて、1960年代に成立した法律もトランプ氏の障壁として立ちはだかろうとしている。