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米のシリア空爆の裏に側近らの大統領へのある対応があった ~トランプの米国とどう向き合うか? (70)

米のシリア空爆の裏に側近らの大統領へのある対応があった ~トランプの米国とどう向き合うか? (70)

従来の主張を覆してシリア空爆を命じた米トランプ大統領。その裏には側近たちの大統領に対する特別な対応が有った。ワシントンポスト紙が8日、伝えた。

記事によると、トランプ大統領は化学兵器による攻撃で被害を受けたシリア人の写真を見て心を動かされたという。特に、ぐったりした子供たちが神経性の物質を落とすために水をかけられている写真と、悲しみにくれた父親が白い布に覆われた双子の幼児を抱いた写真の2枚に衝撃を受けたという。

側近の1人は、「その姿は、最高司令官であると同時に、子を持つ父であり、孫を持つ祖父のそれだった」と語ったという。

ところが、その裏には側近らによる大統領への特別な対応があったという。

トランプ大統領は会社経営時から、文書による報告には目を通さないことで有名だった。部下が束になった書類を持ってくると不機嫌になり、「手短に説明できない報告をするな」と怒鳴ったという逸話もある。

(参考記事: シリア空爆を命じた米トランプ政権の危うい情報分析~トランプの米国とどう向き合うか? (71))


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