[コロナの時代] ファクトチェック:「大阪の新規感染者1260人のうち日本人は1...「4月28日の大阪の新型コロナ新規感染者のうち日本人は一人も確認されていない」という言説がネット上で拡散した。大阪府はそもそも国籍別の感染者数を公表していないとしたうえで、感染者の中に日本人はいることと明らかにした上で、「日本人の感染者の方...
政治【コロナの時代】学術会議問題:公文書に残る政府の言い訳の変遷②日本学術会議(以下、引用以外は学術会議)について菅総理が推薦された6名の任命を事実上拒否した問題。この問題が、新型コロナに対処する政府によって引き起こされたことは偶然ではない。それは、この問題が科学に対して政治が介入した事例だからで、それは政府の新型コロナ対策に反映されざるを得ない。政治と科学の関係はどうあるべきか?政...
ジャーナリズムInFact新理事長に同志社大学の小黒純教授が就任InFactを運営する認定NPOの理事長に同志社大学社会学部の小黒純教授が就任することが決まりました。小黒氏は大手メディアでの記者経験などを経て研究者となり、現在は同志社大学でジャーナリズム教育を担当しています。(編集部) 小黒教授の理事長就任は、去年1年間の寄附金額が200万円を超えるなどInFactの存在が大きくな...
社会沖縄・防衛隊の悲劇【司法が認めた沖縄戦の実態⑨】沖縄戦では地元沖縄県民も防衛隊として戦地に投入された。そして多くが戦死。しかし戦後、その証明が出来ずに国の援護が受けられない人もいる。(文箭祥人) 沖縄戦当時、16歳だった原告の崎山朝助さん。沖縄戦が始まる前、母のマドが病死し、父の朝明は戦死した。 朝助さんにきょうだいはなく、戦争孤児になった。父と息子には共通点がある...
平和・安全保障悲劇は宮古島でも【司法が認めた沖縄戦の実態⑩】沖縄のリゾート地、宮古島。観光客が降り立つ宮古空港。この空港は、沖縄戦当時、日本海軍の飛行場だった。宮古島には、ほかに2つの陸軍飛行場があった。太平洋戦争末期、日本軍の敗北が始まり、日本軍は「帝国」を防衛するため沖縄県を重視するようになり、平坦な地形である宮古島に軍用飛行場建設を計画し、人口5万2千人の宮古島に、3万の...
平和・安全保障【司法が認めた沖縄戦の実態】⑪ 住民被害を拡げた日本軍の南部移動沖縄の住民は日本軍の行動に伴う形で戦場を逃げまどう。そして、その結果、住民の被害を拡げる。最高裁判所が認めた住民の陳述書からたどる沖縄戦の11回目は、日本軍とともに南部に逃げた住民の悲劇。(文箭祥人) 2019年に火災で延焼した世界遺産の首里城。国内外から多くの観光客が訪れる沖縄の文化財だ。沖縄戦のとき、その地下深くに...