アメリカ合衆国トランプ大統領が米国務長官と北朝鮮対応を協議か~トランプの米国とどう向き合うか? (50)‘ホワイトハウスは22日の米東部時間午後6時(日本時間23日午前7時)からトランプ大統領がレックス・ティラーソン国務長官と夕食をともにすることを発表。日中韓歴訪を終えて帰国した国務長官と、北朝鮮への対応について話し合いがもたれるものと注目されている。 ティラーソン長官は日本、韓国、中国を巡り、各国首脳と北朝...
アメリカ合衆国米国で党派を超えてブッシュ元大統領の人気が急騰(41)就任から50日近くが経つ米トランプ政権だが、トランプ大統領の過激な発言と排他的な政策が米国を分裂させるのではとの懸念を生じさせている。こうした中、保守、リベラルの双方で、ブッシュ元大統領への人気が高まっている。新聞、テレビは連日、元大統領の話題やインタビューを取り上げており党派を超えて元大統領を評価する声が高まっている...
エネルギー・環境311緊急シリーズ「福島第一原発事故から6年」 「甲状腺がん多発 − 被曝の影響は本当に無いのか?」前編東京電力福島第一原発の事故から3月で6年。事故を起こした原発は廃炉作業が進められているが、懸念されているのは、若年層の甲状腺被曝である。原発事故によって放出された放射性ヨウ素は甲状腺に集積し、放射線に感受性の高い若年層ほど甲状腺がんに罹りやすい。予防のための安定ヨウ素剤服用は防災計画に定められていたが、「国会事故調査委...
アメリカ合衆国側近の辞職でトランプ大統領が犯人捜しを指示~トランプの米国とどう向き合うか? (30)トランプ大統領の側近で安全保障担当補佐官だったマイケル・フリン氏がその職を辞し、後任にはデビッド・ペトレイアス元CIA長官の名前などが挙がっている。側近の辞任に沈黙を貫くトランプ大統領だが、辞表が届いて最初に出した指示は、情報漏洩の犯人捜しだったという。 フリン氏の辞任の引き鉄となったのはワシントン・ポスト紙が9日に報...
アメリカ合衆国トランプ大統領側近の辞任をめぐって議会で調査へ 共和党も追及に同意の方向~トランプの米国とどう向き合うか? (31)ロシアとの不適切な接触が明らかになって辞任したトランプ大統領の側近をめぐって、共和党も議会での追及の姿勢を見せ始めた。民主党と共和党が歩調を合わせるという事態に、トランプ大統領は政権発足1か月も経たずに厳しい状況に置かれることになる。 トランプ大統領の国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリン氏は、ロシア政府に科せら...
アメリカ合衆国トランプ政権下で噂される国務省の機能不全 日米関係にも影響の懸念(39)トランプ政権が米国に発足して1か月余りが過ぎたが、最重要閣僚の1人であるセッションズ司法長官に公表されていなかったロシアとの接触が明らかになるなど、混乱が続いている。そうした中、もう1つ、懸念されていることがある。外交を担当する国務省が機能していないのではないかとの指摘が出ているのだ。 ●目立たない新国務長官 レックス...
アメリカ合衆国米女子レスリング大会で性転換者が優勝 トランプ政権が権利制限に利用するとの懸念も(37)25日、テキサス州の高校レスリング大会の女子の部で性転換者が優勝した。全米のメディアは大きく扱っており、性転換者の権利を制限する姿勢を明確にしているトランプ政権下で、今後の議論の方向性を左右するものになるかもしれない。 大会の110ポンド級で優勝したのは、マット・ベッグスさん(17)。2日間で4人の女性競技者を破って栄...
アメリカ合衆国トランプ大統領の「壁」建設のために災害対策、沿岸警備予算を大幅削減へ(43)トランプ大統領がメキシコ国境に壁を建設する予算を確保するために、災害救助や沿岸警備などの予算を大幅に削減しようとしていることがわかった。ワシントン・ポスト紙が8日、報じた。「これで本当に米国を守れるのか?」との疑問の声が上がっている。 ●壁の予算で来年分日本円で3000億円を計上 ワシントン・ポスト紙によると、トランプ...
アメリカ合衆国米トランプ政権、初軍事作戦でつまずき 戦死した米兵の父親が「バカげた作戦」と批判(38)議会での初めての演説で米軍の強化を強調したトランプ大統領。国防予算を大幅に増やし最強の米軍を実現するという。しかし、就任直後に行ったイエメンでの地上部隊を使った軍事作戦で早くもつまずきを見せており、「軍の最高司令官」としての資質を疑問視する指摘も出始めている。 トランプ大統領は28日に、大統領として初めての議会演説を行...
アメリカ合衆国トランプ大統領の「前大統領による盗聴」の根拠に女性ジャーナリスト?(42)トランプ大統領が、前任のオバマ大統領に盗聴されていたと指摘している問題は、根拠の提示が無いことからメディアは大統領の真意を測りかねている。こうした中、ワシントン・ポスト紙は7日、元英国国会議員の女性ジャーナリストの書いた記事が大統領の主張の根拠になっているのではないかとする記事を掲載した。 この問題はトランプ大統領が、...