インファクト

調査報道とファクトチェックで新しいジャーナリズムを創造します

ロシア( 2 )

Tagged
【新田義貴のウクライナ取材メモ④】ダム破壊と洪水の傷あと

【新田義貴のウクライナ取材メモ④】ダム破壊と洪水の傷あと

新田は洪水で被災したヘルソンに入った。そこで鳴り響くロシア軍の砲声。新田が見たものは、復興作業もままならぬ戦場の不条理だった。(文/写真:新田義貴) 6月24日午後、ヘルソンのドニプロ川沿いにある住宅地を訪ねた。この地域は上流のカホフカダム破壊による洪水被害をまともに受けた。2週間以上が過ぎ水はほとんど引いているが、今...
【新田義貴のウクライナ取材メモ②】日常を取り戻した首都キーウだが

【新田義貴のウクライナ取材メモ②】日常を取り戻した首都キーウだが

再び訪れたキーウは新田義貴には前回訪れた戦場とは異なる平穏な場所に見えた。しかし人々に話しかけると、そこはまだ戦場だった。(文/写真:新田義貴) ヘルソンへ向かう夜行列車は21時33分発。2等寝台の切符は800フリブニャ、日本円でおよそ3000円だった。夜まで時間がたっぷりあるので、1年ぶりのキーウの町を取材することに...
【新田義貴のウクライナ取材報告⑦】空爆下の首都で生きる人々

【新田義貴のウクライナ取材報告⑦】空爆下の首都で生きる人々

3月中旬、キーウの町は連日のようにロシア軍によるミサイル攻撃にさらされていた・・・新田義貴が伝えるウクライナの首都の状況(取材・写真/新田義貴) 15日朝、僕らは前夜に攻撃を受けたという民間のアパートを訪ねた。路上にはミサイルが着弾した跡と見られる大きな穴が開き、爆風でアパートの多くの家の窓ガラスが割れている。この爆風...
トランプの米国とどう向き合うか? (4)~トランプ次期大統領に反縁故法の逆襲か?

トランプの米国とどう向き合うか? (4)~トランプ次期大統領に反縁故法の逆襲か?

就任式まで2週間を切り、トランプ次期大統領は政府の要職を任命する重要な時期を迎えている。こうした中、娘婿のジャレッド・クシナー氏が運営していた会社を辞職する意思を固めた。ホワイト・ハウス入りの準備と見られている。しかし、米国には親族の政権入りを規制した反縁故法がある。ロシア問題を抱えるトランプ氏だが、更に新たな火種を抱...
トランプの米国とどう向き合うか? (6)~トランプ米次期大統領に情報機関は何を語ったのか?

トランプの米国とどう向き合うか? (6)~トランプ米次期大統領に情報機関は何を語ったのか?

トランプ次期米大統領はロシア政府による大統領選挙への関与を断定した情報機関の報告を受けた後、情報機関の働きを称えつつ、選挙結果に何の影響も与えなかったと断じた。一方で、その後、トランプ氏からはロシアについての言及が減った。情報機関は何をトランプ氏に伝えたのか? 議会でロシアによる選挙への関与を明言したクラッパー米国家情...
FBI長官の解任を受けて連日紙面にはトランプ大統領の弾劾を求める声が

トランプ米大統領弾劾求める声強まる ロシアに最高機密提供の疑いが浮上 ~トランプの米国とどう向き合うか? (91)

自身の周辺も捜査の対象としていたFBIの長官を解任したトランプ米大統領。その直後に行われたロシアとの会談の席で、同盟国から与えられた最高機密に属する情報を提供していた疑惑が浮上した。トランプ大統領の弾劾を求める声は強まりそうだ。 FBI長官を解任したことで批判を浴びているトランプ大統領だが、その直後に行われたホワイトハ...
ドナルド・トランプ大統領(www.donaldjtrump.comより)

FBI長官解任でトランプ米大統領の姿が辞任した大統領とダブリ始めた~トランプの米国とどう向き合うか? (89)

FBI長官を解任した米トランプ大統領。解任は木曜日だったが、メディアは40年以上前に起きた「土曜夜の惨劇」の再来と伝えている。それは、後に辞任に追い込まれるニクソン大統領が自身を捜査対象としていた独立検察官の解任劇を指す。多くの人に、トランプ大統領とニクソン氏が重なって見え始めた。 FBI長官の解任というトランプ大統領...
ドナルド・トランプ大統領(www.donaldjtrump.comより)

FBI長官の解任で トランプ米大統領への批判強まる~トランプの米国とどう向き合うか? (88)

トランプ米大統領が自らの判断で続投させていたFBI長官を急きょ解任した。FBIが大統領選挙におけるトランプ大統領の陣営とロシア政府との関係を捜査している中での解任劇に、全米に衝撃が走っている。早くも大統領の対応に批判が出始めている。 (参考記事:FBIをはじめとする情報機関が分析した大統領の報告書とは?) 発表は9日午...
Return Top