【日本学術会議問題】井上科学技術政策担当相会見（10月9日）

菅義偉首相が日本学術会議の会員６名の任命を拒否した問題で、井上科学技術政策担当相は日本学術会議が求められている機能がしっかり働いているのかを検証していくとの考えを示した。（インファクト編集部）

【日本学術会議問題】加藤官房長官会見（10月23日）

加藤官房長官は、梶田会長が年内にも日本学術会議のあり方に関する検討の報告を行う考えであることを井上信治科学技術政策担当相に伝えたことを明らかにした。（インファクト編集部）

菅義偉首相が日本学術会議の会員６名の任命を拒否した問題に関連して、加藤官房長官は中国の「千人計画」への対応についての見解を問われ、「国内外でさまざまな報道や議論があることは承知をしている」とし、政府として引き続き高い関心を持って関連の動向を注視していきくと述べた。（インファクト編集部）

菅義偉首相が日本学術会議の会員が後任を「指名できる仕組み」との発言を「推薦できる仕組み」に修正したと見られる点について、加藤勝信官房長官は、会員が推薦した候補者が後任の推薦名簿に残る仕組みになっていると説明した。（インファクト編集部）

1983年の「形式的任命」という政府答弁を維持するのかどうかについて、加藤官房長官は「法の解釈変更ではない」との見解を改めて示した。（インファクト編集部）

日本学術会議の任命見送り問題に関連して、ジャーナリストの櫻井よし子氏が「防衛大学の卒業生が大学院に行きたくとも、東大を始め各大学は『防衛省の人間など入れない』と断る」などと指摘した。だが、実際には、防衛大出身者や自衛隊出身者で大学院に進学した経歴を持つ人は複数確認できる。（楊井人文）

加藤勝信官房長官は、梶田会長が菅首相に就任の挨拶で面会した際、任命見送り問題についてやりとりがあったのかどうかは明らかにしなかった。（インファクト編集部）

任命人事に関与したとされる杉田和博官房副長官の国会招致を野党側が求めたことについて、加藤官房長官は国会が決めることに従うとして政府の考えは明らかにしなかった。（インファクト編集部）

加藤官房長官は、自民党で日本学術会議のあり方の検討を始めたことについて、色々な指摘を踏まえて議論することは当然との見方を示す一方、任命撤回を求める14万筆以上の署名が提出されたとの事実も認めた。（インファクト編集部）

加藤官房長官は、一般論として人事は一つ一つ首相がチェックするのではなく事務方にある程度任せて進め、最終的な判断は首相がしているとしたが、今回の任命の具体的なプロセスは明らかにしなかった。（インファクト編集部）