ジャーナリズム政府・厚労省との「こびナビ」の「第三者性」に問題はないのか?「こびナビ」の回答は【ワクチンのファクト⑰】「こびナビ」は厚労省の新型コロナワクチンQ&Aの作成を支援し、政府・厚労省と「密接な関係」を有していることを認めている。政府・厚労省との関係での「こびナビ」の「第三者性」に問題はないのか、「こびナビ」に問い合わせた。(田島輔) 「こびナビ」への質問 InFactでは、新型コロナワクチンに関する情報提供を行う医師の集団・...
ジャーナリズム厚労省やYoutubeとも連携する、「こびナビ」とは何か? 【ワクチンのファクト⑯】新型コロナワクチンの接種開始後、積極的なメディア出演を通じてワクチンの推進活動を行っていた医師の集団がある。「こびナビ」。「こびナビ」とはどのような団体で、何を行っていたのだろうか。(田島輔) 「こびナビ」とは 「こびナビ」とは、新型コロナウイルスワクチンに関する正確な情報を届けることを目的として活動する医師の集団だ(...
ジャーナリズム新型コロナワクチンを購入し続ける政府に憲法違反の懸念【ワクチンのファクト⑮】日本政府は、これまでに約2兆3千億円を投じ、約8億8千万回分の新型コロナワクチンを購入している(参照)。新型コロナワクチン購入の際には、「損失補償契約」が締結されているのだが、実は、国会の承認なく新たにこの契約を締結することは憲法違反となる可能性がある。(田島輔) 「損失補償契約」締結には国会承認が必要 政府は2020...
ジャーナリズム廃棄されていた新型インフルエンザのワクチン契約書【ワクチンのファクト⑭】「ワクチンのファクト⑥」で報じたとおり、新型コロナのワクチン供給契約書は全て「不開示」となっている。実は、2009年の新型インフルエンザ問題の際にも、今回の新型コロナワクチンと同様、「特例承認」されたワクチンの接種が進められた。調べると、新型インフルエンザのワクチン供給契約書は既に廃棄されていた。(田島輔) 新型インフ...
ファクトチェック【FactCheck】ワクチン接種時の「心筋炎・心膜炎」の頻度は、新型コロナ感染時よりも低いのか?厚生労働省は、「新型コロナウイルス感染症により心筋炎や心膜炎を合併する確率は、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を発症する確率と比較して高い」と説明している(参照)。しかし、この説明には政府の専門部会からも問題点の指摘が出ており、誤解を招くミスリーディングなものだ。(田島輔) チェック対象(冒頭写真の図を基に)感染症による...
InFact【コロナの時代】コロナは終わった!?スイスで体験した目まぐるしく変わるコロナ対策とはオランダで大学時代を過ごした佐藤翠は、昨年12月にスイスに渡航、3ヶ月間滞在した。この期間にさえスイスのコロナ対策は頻繁に変わった。彼女が現地で目にしたコロナ対応とは。(文・写真:佐藤翠) ◆スイス入国にはいったい何が必要? オランダで大学の課程を終えた後、しばらくスイスで過ごそうと考えていた私にとって、悩みの種は頻...
ジャーナリズム厚生労働省がワクチン接種の世論形成のために記者勉強会を実施【ワクチンのファクト⑬】前回紹介した入札(参照)の後、2021年5月25日に「『新型コロナウイルス感染症のワクチン広報プロジェクト』業務一式」と題する入札の実施が公告された(参照)。厚生労働省が実施した「ワクチン広報プロジェクト」ではどのようなことが行われたのだろうか。入手した資料から、厚生省がマスコミの記者向けに新型コロナワクチンに関する定...
InFact【コロナの時代】韓国からの帰国(下)海外からの入国が大幅に緩和されることになった。一番入国が厳しい時に韓国から帰国した学生が当時の状況をルポした。前回は韓国出国から関西空港到着まで。今回は、関空到着後。そこで待っていたのは長いステップだった。(浅田汐音) ステップ4:必要書類の確認 PCR検査の為の検体採取を終え、案内通り通路を進むと、今度は壁に貼られた...
ジャーナリズム新型コロナワクチンに関する内部資料に記された「KOL」というインフルエンサーの存在【ワクチンのファクト⑫】日本で新型コロナワクチンの接種が開始する直前の2020年末、ワクチンの接種を進めるための国民へ情報提供を行う企業の入札が行われた。落札したのは、ヘルスケア分野を専門とする外資系広告代理店だ。では、請け負った業務とはどのようなものだったのだろうか。入手した資料には、「KOL」というインフルエンサーの記述があった。(田島輔...
InFact【コロナの時代】スキー天国におけるコロナ スイスのスキー場で見たコロナ対策オランダの大学でヨーロッパの政治や現代史を学ぶ佐藤翠は、今年1月、世界がコロナ禍に見舞われて以来、初めてウインタースポーツの本場スイスのスキー場を訪れた。そこで体験したコロナ対策には、大学時代を過ごしたオランダとも違う、スキー天国ならではの驚きがあった。現地からの最新のルポだ。(文・写真 佐藤翠) コロナ禍のスキー場へ...