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【米大統領選】 「史上最悪」と評された第1回テレビ討論会の全容(文字起こし全訳)

人種問題と治安について

いいえ、あなたがやったよりは少ないです。
続きをお願いします。
人種の問題です。
バイデン副大統領、あなたはトランプ大統領のシャーロッツビルでの暴力への対応、それは3年前彼が両側にいる素晴らしい人々について話をした時でしたが、これが直接的にあなたがこの大統領選に立候補させることにつながったと言いました。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト25:43〜
(司会)クリス・ウォレス
ああ、そうだ、確かに。
ドナルド・トランプ, スクリプト26:05〜
ドナルド・トランプ
トランプ大統領、あなたはおそらくリンカーンを除いたどの大統領よりも黒人のために多くのことをしてきたと思っているとよく言います。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト26:06〜
(司会)クリス・ウォレス
それは本当です。
ドナルド・トランプ, スクリプト26:16〜
ドナルド・トランプ
お二方に質問です。
なぜ有権者はこの次の4年間、この国が直面する人種問題に対して、対立候補者ではなく、あなたを信頼するべきなのでしょうか?
バイデン副大統領から、お願いします。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト26:16〜
(司会)クリス・ウォレス
それは、公平と平等です。
良識についてです。
憲法についてです。
我々はすべての人、アメリカ全体のための公平と平等を求めることから決して逃げたことがありません。
しかし、私たちはそれを今だ達成したことはありませんでしたが、彼がしたように、私たちがそれから逃げたことは決してありません。
それは本当です、私がこの選挙に参加したのは… 目を閉じて、そのような人々がどんなだったか思い出しましょう。
野原から出てきて、松明を担いで、血管を膨らませ、反ユダヤ主義的な怒りを吐き出し、クークラックスクラン(KKK)に伴われていたのです。
若い女性が殺されたとき、彼らは大統領にどう思うか尋ねましたた。
彼は「どちらの側にも立派な人がいた 」と言いました。
そんなことを言った大統領は今までにはいません。
ジョー・バイデン, スクリプト26:29〜
ジョー・バイデン
これは彼の…。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト27:11〜
(司会)クリス・ウォレス
そして…。
ジョー・バイデン, スクリプト27:12〜
ジョー・バイデン
…時間です。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト27:12〜
(司会)クリス・ウォレス
…私がお伝えすることの2点目は、フロイド氏が殺された時、ホワイトハウスの前で 平和的な抗議活動が行われたことです。
彼は何をしましたか?
彼はゴルフから帰ってきて軍隊に催涙ガスを使わせた。
そうすることで彼が教会に歩いて行って聖書を掲げられるようにするためです。
それでその後何が起こりましたか?
まさにその教会の司教がそれを不名誉だと言ったのです。
彼と一緒にいた将軍は、彼がしたいのは人々を分裂させることであり、人々を団結させることでは一切ないと言いました。
この大統領は、人種差別主義的な憎悪や人種差別的な分裂を生み出すために、全てを犬笛として利用したのです。
ジョー・バイデン, スクリプト27:13〜
ジョー・バイデン
この男は、実際に、アフリカ系米国人を助けると話していますが、1000人に1人のアフリカ系米国人はコロナウイルスのために死亡しました。
もし彼が早急に何かしなければ、今年中に500人に1人が死ぬことになります。
500人に1人のアフリカ系米国人がです。
この男はアフリカ系米国人の救世主ですか?
この男はそもそも気になどしているのでしょうか?
この男は実質的には何もしていない。
いいですか、事実として、あなたは彼が何を話しているのかを見なければならない。
彼が何をしたのかを見なければいけない。
そしてこれまで彼がしてきたことはアフリカ系米国人コミュニティにとって惨たんたるものだったのです。
ジョー・バイデン, スクリプト27:50〜
ジョー・バイデン
ええっと…。
ドナルド・トランプ, スクリプト28:27〜
ドナルド・トランプ
トランプ大統領、2分でこの問いに答えてください。
人種問題への対応において、なぜ国民はバイデン副大統領よりもあなたを信頼しなければならないのでしょうか?
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト28:28〜
(司会)クリス・ウォレス
1994年に犯罪法案(暴力犯罪統制及び法執行法)をつくった時に、あなたは彼らを「スーパー・プレデター(超略奪者)」と呼んだんですよ。
スーパー・プレデター扱いされたアフリカ系米国人は、そのことを決して忘れません。
決して忘れていないんですよ。
ドナルド・トランプ, スクリプト28:34〜
ドナルド・トランプ
私はそんなこと一度も言って…。
ジョー・バイデン, スクリプト28:43〜
ジョー・バイデン
すみません。
彼の2分間です。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト28:44〜
(司会)クリス・ウォレス
あなたはそれによって、アフリカ系米国人からスーパー・プレデターと呼ばれていますよ。
私は刑務所から人々を出しています。
あなたはアフリカ系米国人のコミュニティを、この国の多くの人達に対してと同じように酷く扱ってきました。
1990年にあなたは…だから、世論調査を見てもわかるように、長年の間にどんな共和党員がやったよりも、私は良い評価を得ています。
なぜかというと、彼らはあなたのやったことを見ているからです。
あなたは彼らをスーパー・プレデターと呼び、彼らをそれ以上に酷く呼んでいます。
長年の証言を振り返ると、もっと酷いことを言ってたことがわかります。
教会と将軍に関しては、私は250人の軍の指導者と将軍からの完全な支持を得ました。
警察、アメリカのほぼすべての警察関係者。
フロリダ州、テキサス州、オハイオ州。
すべてで… ああ、ポートランドの保安官が今日来て「私はトランプ大統領を支持する」と言っていました。
ドナルド・トランプ, スクリプト28:45〜
ドナルド・トランプ
あなたは警察の支持なんてないだろう。
警察という言葉すら言えないでしょう。
そんなことを言ったら、急進左翼の支持者を全員失うことになりますからね。
なぜその言葉を言わないんですか、ジョー?
なぜ警察という言葉を言わないんですか?
あのね、我々がもし呼ばれたら30分で火を消すが、ポートランドの彼らはしないだろう。
なぜかというと、急進的な左翼民主党が支配しているからです。
シカゴを見てください、シアトルを見てください、どこでも見てください。
シアトルでは、彼らは私たちが次の日に来ると聞くと、降参しました。
私たちはシアトルを取り戻しました。
ミネアポリスも取り戻しました。
ジョー、私たちは法と秩序を信じているからなのですが、あなたは信じていないんです。
上位10都市、ほとんどの上位40都市は民主党により運営されています。
そのうち急進的な左翼によって運営されている都市も多いです。
法と秩序について何も口出ししない状態になるほど、あなたは彼らの意のままにされているんですよ。
ジョー。
あのね、この国の人々は法と秩序を求めているが、君はそれを口にすることさえ恐れています。
ドナルド・トランプ, スクリプト29:39〜
ドナルド・トランプ
それでは、人種問題についての質問に戻ります。
バイデン副大統領、ブリオナ・テイラー事件について、大陪審が殺人罪で警察を起訴しないと決定した後、あなたは「アメリカでは正義が平等に適用されるかどうか」疑問を呈しました。
あなたは、この国の黒人に対しては、(他の人種に対してとは)別の不平等な司法制度があると思うのですか?
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト30:35〜
(司会)クリス・ウォレス
ええ、そうですね。
この国には、制度的な不平等が、教育、労働、警察、そしてその執行方法において存在しています。
しかし、見てください、大多数の警察官は善良で礼儀正しく、立派な男女です。
彼らは私たちのために日々命を危険にさらしてくれますが、しかし一部には不良警官もいるのです。
そういった人達が現われて、見つかったら、その問題は解決しなければなりません。
彼らには責任があります。
彼らは責任を負わなければならないのです。米国大統領として私がやろうとしているのは、公民権グループから警察官、警察署長に至るまで、ホワイトハウスにいるすべての人々を招集し、われわれがこの問題を解決するということです。
ジョー・バイデン, スクリプト30:59〜
ジョー・バイデン
私たちはこれを解決しようとしています。
そこで私たちは、問題が発生したときに透明性を高められるように方法を変えました。
警官たちはジョージ・フロイドに起こったことを喜んでなんかいません。
警官たちは、ブリオナ・テイラーに起きたことを喜んでいません。
ほとんどの人は嫌がりますが、責任を問われるシステムが必要で… ところで、暴力は決して適切ではありません、決して適切ではないのです。
平和的な抗議はよいですが、暴力は決して適切ではありません。
ジョー・バイデン, スクリプト31:38〜
ジョー・バイデン
分かりました。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト32:04〜
(司会)クリス・ウォレス
なにが平和的な抗議だ?
彼らは街中を走り回って…。
ドナルド・トランプ, スクリプト32:05〜
ドナルド・トランプ
トランプ大統領…。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト32:08〜
(司会)クリス・ウォレス
あちこちで店を焼き、人々を殺している…。
ドナルド・トランプ, スクリプト32:09〜
ドナルド・トランプ
それは平和的な抗議ではありません。
ジョー・バイデン, スクリプト32:11〜
ジョー・バイデン
そうではないが、あなたはそう言っている。
ドナルド・トランプ, スクリプト32:13〜
ドナルド・トランプ
トランプ大統領、人種問題の話を続けたいと思います。
法と秩序の問題もすぐに扱うことをお約束します。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト32:15〜
(司会)クリス・ウォレス
いいでしょう。
ドナルド・トランプ, スクリプト32:21〜
ドナルド・トランプ
今月、あなたの政権は連邦政府機関に対し、職場において(白人に対して批判的な説である)白人特権や批判的人種理論を扱う人種関係に関する研修会を終了するよう指示しました。
なぜそのような、職場における人種関係に関する研修会をやめさせるような指示をしたのですか?
また、この国には制度的な人種差別があるとお考えですか?
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト32:21〜
(司会)クリス・ウォレス
それが人種差別的だからやめさせたんですよ。
それを終わらせたのは、多くの人が、完全に狂ったことをさせられたと不満を言っていたからです。
過激な革命が私たちの軍や学校、いたるところで起きているんです。
あなたも、みんな知っているはずです。
そして、彼もそれを知っているでしょう…。
ドナルド・トランプ, スクリプト32:42〜
ドナルド・トランプ
職場における人種関係に関する研修会の過激性とは何ですか?
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト33:02〜
(司会)クリス・ウォレス
あなたがとある社会層に属す人であったら、社会的地位がなかったのに、それが逆転してしまったわけです。
見てみればわかるように、私たちは何十万ドルものお金を払って非常に悪いアイデア、気持ち悪いアイデアを教えさせていました。
実際、彼らは人々に我が国を憎むよう教えていましたが、私はそんなことは絶対にしません。
そんなことは許しません。
私たちはこの国の本質的な価値に立ち戻らなければならない。
彼らは、私たちの国が恐ろしい場所であることを人々に教えていました。
人種差別的な場所であることを教えていました。
そして、彼らは人々に私たちの国を憎むように教えていました。
私はそんなことは許しません。
ドナルド・トランプ, スクリプト33:05〜
ドナルド・トランプ
バイデン副大統領、どうぞ。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト33:38〜
(司会)クリス・ウォレス
そんなこと誰もしていません。
彼が差別主義者なんですよ。
ジョー・バイデン, スクリプト33:39〜
ジョー・バイデン
あなたが知らないだけです。
ドナルド・トランプ, スクリプト33:42〜
ドナルド・トランプ
そうですか。
私はこれについてもっと詳しいです…。
ジョー・バイデン, スクリプト33:43〜
ジョー・バイデン
最後まで話させてください。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト33:45〜
(司会)クリス・ウォレス
人種問題においての鈍感さは存在します。
それは事実です。
人は他人がどんな気持ちでいるのか、何が相手を侮辱しているのか、何が相手を貶めているのかを自覚しなければなりません。
それを知ることは重要です。
多くの人は他人の気持ちを傷つけたくないと思っており、それは大きな違いをもたらします。
子供の成長や自尊心の持ち方に大きな違いが出てきます。
それは、この人(トランプ大統領)や彼の友人たちが多くの人々を見下ろしているようなものです。
彼らはスクラントンで育った私のようなアイルランド系カトリック信者を見下しています。
彼らはお金のない人を見下しています。
彼らは信仰の異なる人々を見下しています。
彼らは肌の色が違う人を見下しています。
しかし実際には、私たちは皆アメリカ人です。
この国をひとつにする唯一の方法は、みんなを一緒にまとめることです。
私たちが一緒にやれば、できないことは何もありません。
私たちはこれに取り組み、アメリカの人種差別を打ち負かすことができるのです。
ジョー・バイデン, スクリプト33:47〜
ジョー・バイデン
副大統領…失礼、トランプ大統領、どうぞ。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト34:41〜
(司会)クリス・ウォレス
オバマ・バイデン政権の間、途方もない分裂がありました。
憎しみがありました。
ファーガソンを見てみなさい。
色んなところに行ってみてください。
オークランドを見てください。
オークランドで何が起きたのか、見てください。
ボルチモアで起きたことを見てください。
見てみてください。
正直に言って、今見ている状況よりも暴力的でした。
ドナルド・トランプ, スクリプト34:43〜
ドナルド・トランプ
なんてことだ。
ジョー・バイデン, スクリプト35:01〜
ジョー・バイデン
でも理由は…。
ドナルド・トランプ, スクリプト35:01〜
ドナルド・トランプ
ありえない話です。
ジョー・バイデン, スクリプト35:02〜
ジョー・バイデン
民主党がこれらの都市を運営しています…
ドナルド・トランプ, スクリプト35:03〜
ドナルド・トランプ
まったくのでたらめです。
ジョー・バイデン, スクリプト35:05〜
ジョー・バイデン
君のように法と秩序の話はしたくないのです。
ドナルド・トランプ, スクリプト35:06〜
ドナルド・トランプ
暴力的な犯罪…。
ジョー・バイデン, スクリプト35:08〜
ジョー・バイデン
質問に答えていない。
あなたは法と秩序を支持しますか?
ドナルド・トランプ, スクリプト35:09〜
ドナルド・トランプ
法を支持します。あなたは…。
ジョー・バイデン, スクリプト35:12〜
ジョー・バイデン
法と秩序を支持しますか?[複数名が発言]
ドナルド・トランプ, スクリプト35:14〜
ドナルド・トランプ
あなたが質問したのだから、最後まで聞いてください。
最後まで答えさせてください。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト35:16〜
(司会)クリス・ウォレス
人々が公平に扱われる、正義による法と秩序だ。
ジョー・バイデン, スクリプト35:20〜
ジョー・バイデン
オーケー。
ドナルド・トランプ, スクリプト35:23〜
ドナルド・トランプ
実際のところ、私たちの政権で暴力犯罪は17%、いや15%減少しました。彼の下では増加しています。
ジョー・バイデン, スクリプト35:20〜
ジョー・バイデン
私たちの政権ではもっとはるかに減っています。
ドナルド・トランプ, スクリプト35:31〜
ドナルド・トランプ
分かりました、これで終わりにしましょう。
大統領、あなたにとって喜ばしいことだと思いますが、これから法と秩序について議論したいと思います。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト35:33〜
(司会)クリス・ウォレス
問題が起こっていたのは、民主党が率いていた都市です…。
ドナルド・トランプ, スクリプト35:41〜
ドナルド・トランプ
それこそが私の質問です。
特にこの夏、アメリカでは殺人が劇的に増えています。
あなたはそれを民主党の市長や知事のせいにすることが多いですね。しかし実際には、共和党が主導する都市でも、タルサやフォートワースのように、(民主党地域と)同じように(殺人が)増加しています。
聞きたいのは、これは本当に党の(違いによる)問題なのでしょうか?
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト35:44〜
(司会)クリス・ウォレス
党の(違いによる)問題として、いくつかの例を持ち出すことができますが、シカゴでは53人が撃たれ、8人が死亡しました。
ニューヨークでは、殺人が増えていて、それは誰も見たことがないような勢いです。
犯罪件数は100%、150%、200%と増加しています。
狂ったことが起こっているのに、彼(バイデン副大統領)は法と秩序を言いたがらないのです。
何故なら、急進的左派の支持を失うからです。
いったんそうなってしまえば、彼はもうおしまいなのです。
もし彼がこの国を運営していて、彼が望むように運営されていたら、郊外は消滅することでしょう。
今まで見たこともないような問題が起きている状態を見ることになるでしょう。
ドナルド・トランプ, スクリプト36:05〜
ドナルド・トランプ
彼(トランプ大統領)は道を間違えない限り、郊外のことを知らないだろう。
ジョー・バイデン, スクリプト36:45〜
ジョー・バイデン
おー、私は郊外についてよく知っていますよ。
ドナルド・トランプ, スクリプト36:47〜
ドナルド・トランプ
お二方、ちょっと待ってください。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト36:48〜
(司会)クリス・ウォレス
私は郊外で育ちました。
もう1950年ではありません。
犬笛や人種差別はもう通用しません。
多くの郊外は統合されています。
今日では、多くの人が子供をサッカーの練習に車で連れていく時、過去のいつの時代にもあったように、黒人と白人とヒスパニックが同じ車に乗っています。
本当に郊外への脅威であり、彼らの安全を脅かしているのは、彼(トランプ大統領)の新型コロナウィルスへの対処が失敗した事です。
人々は郊外で死んでいっています。
環境問題に関する彼の政策的失敗によって、彼らは洪水に見舞われ、火事で焼け出されています。
彼が全てのやるべき事を拒否したからです。
そういうわけで、郊外は困難な状況に陥っているのです。
ジョー・バイデン, スクリプト36:50〜
ジョー・バイデン
私は法と秩序の問題について話したいのですが。
バイデン・サンダース「タスクフォース」による共同提言の中で、 警察のあり方を再考すると述べていますね。
まず第一に、「警察のあり方を再考する」とはどういう意味で、あなたはそれを支持しますか?
質問を最後まで言いますと、「警察のあり方を再考する」とは何を意味し、あなたはコミュニティによる警察の管理を求めるブラック・ライブズ・マター運動を支持しますか?
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト37:23〜
(司会)クリス・ウォレス
いいですか。私が支持しているのは 、警察が自ら直面している問題に対処する機会を持つことです。
警察への予算の削減には全面的に反対しています。
実際のところ、地元警察…彼の予算の中で削減しようとしているのは、地元の警察への支援の4億ドルだけです。
警察官は、より多くの援助を必要としています。
9-11通報(アメリカの110番通報)で出動した時に、彼らには心理学者や精神科医のような人がそばにいる必要があります。
力を使わずに済むように、人を説得できるように。
以前のように、地域の警察官がその地域の人々を知ることができるようにしなければなりません。
そうしたことによって、犯罪は増えたのではなく、減ったのです。減ったんです。
だから私たちがしなければならないのは…。
ジョー・バイデン, スクリプト37:54〜
ジョー・バイデン
これは彼らが話していることではありません。
そんなことではありません。
彼は警察への予算削減の話をしているのです。
ドナルド・トランプ, スクリプト38:35〜
ドナルド・トランプ
それは事実ではありません。
ジョー・バイデン, スクリプト38:39〜
ジョー・バイデン
彼には法の裏付けが何もない。
彼を支持する警察はありません。
ドナルド・トランプ, スクリプト38:40〜
ドナルド・トランプ
それは事実ではありません。
ジョー・バイデン, スクリプト38:45〜
ジョー・バイデン
彼はほとんど何も持っていない。
ああ、本当に、あなたを支持してくれるグループの名前をあげて下さい……あなたを支持してくれたグループの名前をあげて下さい……..どうぞ考えてみてください。
時間はあります。
ドナルド・トランプ, スクリプト38:40〜
ドナルド・トランプ
そんなことをしている暇はありません。
ジョー・バイデン, スクリプト38:54〜
ジョー・バイデン
いや、今すぐに考えて下さい。
あなたを支持した警察の組織の名前を一つ挙げてください。
ドナルド・トランプ, スクリプト38:55〜
ドナルド・トランプ
お二方。私は、要点に話を戻したいと思っているのですが。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト39:00〜
(司会)クリス・ウォレス
全くないんです。
ドナルド・トランプ, スクリプト39:03〜
ドナルド・トランプ
別の議題に移りたいと思います。
多くの都市での暴徒化した抗議行動の問題ですが、 オレゴン州ポートランドでは 特に100日以上の抗議行動がありました。
これについては同意されると思いますが、平和的抗議行動でした。
しかし、その多くが暴動に発展しました。
副大統領、あなたは犯罪を犯した者には責任をとるべきだと言いました。
そこで質問があります。
民主党の大統領候補者として、また今晩はあなた自身が民主党であると言いましたが、民主党員であるポートランド市長やオレゴン州知事に電話して「これを止めなさい。州兵を連れて来なさい。何でもしてください。ポートランドでの何日、いや何カ月にも続く暴力を止めなさい」と言ったことはありますか?
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト39:04〜
(司会)クリス・ウォレス
私は公職に就いていません。
私は前副大統領です。
私が公式声明ではっきりとさせたのは、暴力は訴追すべきだということです。
訴追すべきであり、暴力を働いたものは誰であっても訴追すべきです。
ジョー・バイデン, スクリプト39:50〜
ジョー・バイデン
でも、その人たちに呼びかけたことはないんですよね…。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト40:02〜
(司会)クリス・ウォレス
彼はそんなことしていません。
ドナルド・トランプ, スクリプト40:02〜
ドナルド・トランプ
失礼ですが、ポートランドやオレゴンの指導者たちに呼びかけて、州兵を呼び寄せて100日間の暴動を鎮圧することを求めたことはないですよね。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト40:02〜
(司会)クリス・ウォレス
彼(トランプ大統領)が介入していなければ、彼らは実際問題、自分たちで対処できました。
ジョー・バイデン, スクリプト40:05〜
ジョー・バイデン
本当ですか?
私は道の真ん中で若者を殺した犯人を捕まえる為に連邦保安官を送り、彼らが撃ちました。
3日間ポートランド当局は何もしませんでした。
私が連邦保安官を送り、彼らが対処したのです。
ドナルド・トランプ, スクリプト40:19〜
ドナルド・トランプ
どうぞ。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト40:33〜
(司会)クリス・ウォレス
ところで彼の報道官を務めていた人物は「暴動と混乱と暴力は、彼の主張を助ける」と言っています。
これが全てです。
ジョー・バイデン, スクリプト40:34〜
ジョー・バイデン
誰が言ったのか分かりません。
ドナルド・トランプ, スクリプト40:43〜
ドナルド・トランプ
私は知っています。
ジョー・バイデン, スクリプト40:44〜
ジョー・バイデン
誰?
ドナルド・トランプ, スクリプト40:45〜
ドナルド・トランプ
ケリーアン・コンウェイだと思います。
ジョー・バイデン, スクリプト40:46〜
ジョー・バイデン
私は彼女がそう言ったとは思いません。
ドナルド・トランプ, スクリプト40:48〜
ドナルド・トランプ
彼女はそう言っていましたよ。
ジョー・バイデン, スクリプト40:48〜
ジョー・バイデン
私はそう思いません。
ドナルド・トランプ, スクリプト40:49〜
ドナルド・トランプ
ここがポイントなんですが、ポイントは、それが彼が全てを煽り続けようとしている理由なんです。
彼は物事を落ち着かせようとはしていません。
人々に話しかけて 「みんなをまとめよう。どうこの状況に対処すればよいか考えましょう。」と言わないのです。 彼は何をしているのでしょうか?
彼は絶え間なく火に油を注いでいるだけです。
ジョー・バイデン, スクリプト40:50〜
ジョー・バイデン
分かりました。
それでは、そろそろこの議題を終わりにしましょう。
1分だけ、(大統領に)答える時間を与えます。 あなたは何度も批判していましたから…
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト41:10〜
(司会)クリス・ウォレス
私が、彼の言った事に答えなければならないということですか?
ドナルド・トランプ, スクリプト41:16〜
ドナルド・トランプ
あなたは何度も…。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト41:17〜
(司会)クリス・ウォレス
ちょっと待ってください、あなたは発言をしました。
ドナルド・トランプ, スクリプト41:16〜
ドナルド・トランプ
あなたの話は行ったり来たりしています。私は今、あなたに尋ねています。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト41:19〜
(司会)クリス・ウォレス
終わりにしたいと思っています。
ドナルド・トランプ, スクリプト41:22〜
ドナルド・トランプ
もしあなたが席を変えたいのなら、すぐにそうできますが。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト41:24〜
(司会)クリス・ウォレス
州兵を送り込めば、終わりになります。
それは問題ありません。
しかし、州兵は受け入れたくないのです
ドナルド・トランプ, スクリプト41:22〜
ドナルド・トランプ
アンティファをはじめとする過激左派の間違いや矛盾を指摘していないことに関して、あなたは副大統領を繰り返し批判してきました。
翻って、あなたは今夜、白人至上主義者と民兵グループを非難し、ケノーシャやポートランドなどの都市で起こったような暴力行為を止め、身を引くようにする必要があると述べようと思いますか?
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト41:33〜
(司会)クリス・ウォレス
もちろん、私はそうするつもりです。
ドナルド・トランプ, スクリプト41:57〜
ドナルド・トランプ
あなたは、そのことに関して明確な準備をしていますか?
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト41:59〜
(司会)クリス・ウォレス
私が見る限りでは、ほとんど全て(の暴力行為)が右翼ではなく左翼のものであると言っていいでしょう
ドナルド・トランプ, スクリプト42:00〜
ドナルド・トランプ
あなたは何を言っているのでしょうか?
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト42:04〜
(司会)クリス・ウォレス
私は何でもします。
私は平和を迎えたいのです
ドナルド・トランプ, スクリプト42:06〜
ドナルド・トランプ
では、そうしてください。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト42:08〜
(司会)クリス・ウォレス
そう言ってください、そうしてください、そう言ってください。
ジョー・バイデン, スクリプト42:09〜
ジョー・バイデン
彼らを何と呼びたいですか?
名前を言って、名前を言って、どうぞ、私に誰を非難して欲しいんですか?
ドナルド・トランプ, スクリプト42:10〜
ドナルド・トランプ
白人至上主義者と右翼の民兵です。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト42:14〜
(司会)クリス・ウォレス
ブラウド・ボーイズですよ。
ジョー・バイデン, スクリプト42:14〜
ジョー・バイデン
プラウド・ボーイズ、下がって待機してください。
でも、誰かがアンティファや左翼のことについて何かをやらないといけない。
これは右翼の問題ではなく 左翼の問題なのだから…。
ドナルド・トランプ, スクリプト42:18〜
ドナルド・トランプ
FBI長官は、白人至上主義者と違って、アンティファは組織ではなく思想だと言っています。
ジョー・バイデン, スクリプト42:28〜
ジョー・バイデン
ああ、あなたは冗談を言っているのですか?
ドナルド・トランプ, スクリプト42:35〜
ドナルド・トランプ
(アンティファは…)民兵ではない。
それはFBI長官が言ったことです。
ジョー・バイデン, スクリプト42:36〜
ジョー・バイデン
ならば、彼は間違っています。
ドナルド・トランプ, スクリプト42:41〜
ドナルド・トランプ
これで終わりにします。次の議題に進みましょう。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト42:42〜
(司会)クリス・ウォレス
アンティファは悪です。
ドナルド・トランプ, スクリプト42:46〜
ドナルド・トランプ
政府の人間はみんな、あなたに真実を語るが、それは悪い考えだ。
あなたは何も考えていないのだから。
ジョー・バイデン, スクリプト42:47〜
ジョー・バイデン
アンティファは危険な過激派ですよ。
ドナルド・トランプ, スクリプト42:46〜
ドナルド・トランプ
分かりました、お二方。
我々は今、トランプ・バイデン各氏の業績について討論をしようとしています。
(司会)クリス・ウォレス, スクリプト42:56〜
(司会)クリス・ウォレス
気をつけないと彼らに打倒されますよ。
ドナルド・トランプ, スクリプト42:58〜
ドナルド・トランプ
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