[コロナの時代] ファクトチェック:「大阪の新規感染者1260人のうち日本人は1...「4月28日の大阪の新型コロナ新規感染者のうち日本人は一人も確認されていない」という言説がネット上で拡散した。大阪府はそもそも国籍別の感染者数を公表していないとしたうえで、感染者の中に日本人はいることと明らかにした上で、「日本人の感染者の方...
平和・安全保障妻たちの叫び【新田義貴のウクライナ取材メモ2024②】ロシア軍の侵攻に立ち向かうウクライナの人びと。それは世界から支持されたが、それは当然、ウクライナの人びとに過酷な状況を強いるものだ。その中で声をあげたのは夫を戦地に送らざるを得なかった妻達。その声に耳を傾けた。(取材/写真:新田義貴) 「兵士たちは奴隷ではない!」 キーウに到着する3日前の2月11日、独立広場では女性た...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ2024① 再び彼の地へ】2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻は長期化の様相を見せている。侵攻から2年の節目を前に、去年6月に始まったウクライナ軍による反転攻勢は大きな成果を上げることができないまま戦線は膠着状態が続いていた。そんな中、現地からは政権内部の様々な不協和音も聞こえてきていた。「いったい今ウクライナで何が...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ⑩ クラスター爆弾の戦慄】戦争が続くウクライナを取材する新田義貴のメモ。新田は一般人を殺傷することで知られるクラスター爆弾を見せられる。戦乱に巻き込まれた人々の声を記録する連載の最終回。それは新田のある言葉で終わった。(取材・文/新田義貴) 7月8日朝、滞在していたスロビアンスクを車で出発し、東へ20分ほどの距離にあるリマンという町に向かう。前...
平和・安全保障【新田義貴のウクライナ取材メモ⑨ 最前線の“ロシア系”住民】ウクライナでの戦争は続く。新田義貴は現地で救援活動をする日本人のジャーナリストと遭遇。その活動に同行して更に戦争の現実に迫っていく。(写真・文/新田義貴) 7月2日午後2時、オデッサでの取材を終えいよいよ最終目的地のウクライナ東部に向かう。写真家の尾崎孝史さんが運転するスズキの4WDで広大な平原を走ること8時間、夜10...
アメリカ合衆国【アメリカ中西部通信④】驚くほど本格的な「模擬選挙」(下)前回(「驚くほど本格的な「模擬選挙」(上)」に続く、アメリカ中西部通信4回目。取材者の柏木明子が模擬投票が実際に行われたセントポール市の高校での取り組みをお伝えする。(写真、文/柏木明子) 何が問題か、どんな候補か 筆者が訪れたハイランドパーク高校ではどんな授業が行われているのだろうか。アメリカ政治を教えるデイビッド・...