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【イランと(北)朝鮮②】 保守派VS大統領

【イランと(北)朝鮮②】 保守派VS大統領

前回、イランにハタミ大統領が誕生した時の話を書いた。後に「文明の対話」というコンセプトを掲げる大統領は、その就任式で私の英語での問いかけに応じた。そのニュースは「イランに新たな風が吹いた」として世界を駆け巡ったが、同時に、私を普通の特派員とは異なる位置に置いた。イラン政府にその名を知られるようになったのだ。当然それによ...
【新田義貴のウクライナ取材報告⑨】戦争は「マイダン革命」から始まっていた

【新田義貴のウクライナ取材報告⑨】戦争は「マイダン革命」から始まっていた

ロシア軍のウクライナ侵攻はいつ始まったのか。戦車がなだれ込んだ2022年2月24日なのか?それともクリミア併合に着手した2014年なのか。違う。それ以前から始まっていたとイヴァンは語った。(取材/写真:新田義貴) この取材で通訳をしてくれるイヴァン。彼の口癖がある。 「この戦争は2月24日に突然始まったんじゃない。20...
【新田義貴のウクライナ取材報告⑧】~聖ウラディミール大聖堂での礼拝~

【新田義貴のウクライナ取材報告⑧】~聖ウラディミール大聖堂での礼拝~

3月中旬、キーウをめぐる攻防は膠着状態が続いていた。首都陥落を目指し進撃を続けてきたロシア軍の動きはイルピニ川の向うで止まっているように見えた。首都に入った新田義貴の現地リポートは続く。(取材/写真:新田義貴) 戦力で圧倒的に勝るロシア軍が瞬く間にキーウを落とすだろうとしていた大方の軍事専門家の予想に反し、ウクライナ軍...
【新田義貴のウクライナ取材報告⑦】空爆下の首都で生きる人々

【新田義貴のウクライナ取材報告⑦】空爆下の首都で生きる人々

3月中旬、キーウの町は連日のようにロシア軍によるミサイル攻撃にさらされていた・・・新田義貴が伝えるウクライナの首都の状況(取材・写真/新田義貴) 15日朝、僕らは前夜に攻撃を受けたという民間のアパートを訪ねた。路上にはミサイルが着弾した跡と見られる大きな穴が開き、爆風でアパートの多くの家の窓ガラスが割れている。この爆風...
【新田義貴のウクライナ取材報告⑥】キーウで会ったイルピンから逃れてきた家族

【新田義貴のウクライナ取材報告⑥】キーウで会ったイルピンから逃れてきた家族

ロシア軍が包囲していたキーウに入った新田義貴。現地の人々の生活に溶け込みつつ紛争下の人びとを取材する。(取材/写真:新田義貴) 3月10日からキーウでの取材を開始。僕らはキーウの西の外れにある通訳イヴァンのアパートメントに寝泊まりすることにした。 旧ソ連時代に建てられたという年季の入った建物にエレベーターはなく、住居の...
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