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【アメリカ中西部通信③】学校で行われる本物さながらの「模擬選挙」(上)

【アメリカ中西部通信③】学校で行われる本物さながらの「模擬選挙」(上)

小・中・高生のための「模擬選挙(mock election)」と聞くと、どんな選挙を想像するだろうか。米国中西部ミネソタ州でも、2020年からYMCAと州務長官が共同で、「生徒による投票(Students Voting)」と呼ばれる模擬選挙を実施している。しかしその方法は、「模擬」とは呼べないほど本格的だ。模擬選挙当日...
【ミネソタ通信②】当選知事が語った「デモクラシー健在!」

【ミネソタ通信②】当選知事が語った「デモクラシー健在!」

アメリカの中間選挙は連邦議会の上院で決選投票となったジョージアで民主党の現職が勝利し、100議席のうちの51議席を獲得。その直後に民主党議員1人が離党し無党派となったが、結果的に50対49という民主党勝利の結果となった。仮に無党派となった議員が共和党の側についたとしても、副大統領のハリス氏が上院議長としての1票を行使で...
【イランと(北)朝鮮③】72時間以内の国外退去

【イランと(北)朝鮮③】72時間以内の国外退去

1990年代、私はNHKの記者としてイランで取材をしていた。そこで私は多くの事を学んだが、最も重要な学びは、どのような国でも人々の考えは多様で、けして一枚岩ではないということだった。以来、私が国際情勢を見る際の重要な指針となっている。(文/写真:立岩陽一郎) カルバスチの逮捕 私の不安は的中した。自らをハタミ大統領の強...
【新田義貴のウクライナ取材報告⑩】キーウ攻防戦の爪痕

【新田義貴のウクライナ取材報告⑩】キーウ攻防戦の爪痕

ロシア軍の侵攻直ぐにウクライナ入りした新田義貴。一度ポーランドに出るも、キーウ全州をウクライナ軍が奪還したと聞いて再びウクライナに入った。そこで見たものは掘り起こされた多くの遺体だった。(取材/写真:新田義貴) 4月2日、ウクライナでの約3週間におよぶ取材をひとまず終えた僕らは隣国ポーランドの首都ワルシャワまで戻り帰国...
【イランと(北)朝鮮】英語の挨拶に応じたイランの新大統領

【イランと(北)朝鮮】英語の挨拶に応じたイランの新大統領

2022年2月24日から日本でもウクライナ情勢について報じられない日は無い。それらの報道の多くはロシアを悪、ウクライナを善として描く。勿論、他国に武力で侵攻したロシアが善とは言えないが、国際情勢というものは必ずしも善と悪という二項対立では語れない。例えば、悪として描かれる国としてイラン・イスラム共和国と朝鮮民主主義人民...
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