アメリカ合衆国【アメリカ大統領選挙のファクト】強行退院のトランプ大統領のもう1つの狙い新型コロナに感染したアメリカのトランプ大統領は完全な回復を待たずに強行退院したと見られる。その狙いは支持率で劣勢な選挙にあるが、選挙戦の建て直しだけではなさそうだ。それは最高裁判事の承認だ。(立岩陽一郎)
ファクトチェック《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.51/2020.9.23)インターネット上で話題になった“要注意”情報を、週1回まとめてお届けします。紹介するのは、他のメディアなど第三者が調査・検証したものも含みます。(大船怜=ネット上の情報検証まとめ管理人)
ファクトチェック[新型コロナFactCheck] 「NYタイムズがPCR陽性の9割は誤診と報道」は誤り 曲解された米国の情報が拡散米紙ニューヨークタイムズが「PCR検査陽性の9割は誤診だった」と報じたかのような情報が拡散している。同紙の記事を曲解したアメリカのブログサイトやニュース動画から日本に伝わったものだが、実際の記事にはそのようなことは書かれていなかった。(大船玲)
アメリカ合衆国【アメリカ大統領選挙のファクト】退院したトランプ大統領は、「新型コロナに我々の生活を支配されてはいけない」とマスクを外してスピーチ日本時間の10月6日の午前8時過ぎ、トランプ大統領がホワイトハウスに戻った。海兵隊の大統領専用ヘリ「マリーンワン」でホワイトハウスの庭園に降りた大統領は、建物に入る前にマスクを外して敬礼して見せた。そして直ぐにスピーチを収録してTwitterにアップした。(立岩陽一郎)
社会【コロナの時代】WHOが進めるワクチン開発の仕組みCOVAXファシリティーアメリカと中国が競う形となっている新型コロナのワクチン開発だが、WHOはこうした特定の国のみがワクチンを開発する状況を「ワクチン・ナショナリズム」と呼んで警鐘を鳴らしている。それは、一部の国でのみワクチンが供給され、世界各国、各地でワクチンが必要とされる人に渡らない以上、新型コロナのパンデミックに終止符がうたれることは...
アメリカ合衆国【アメリカ大統領選挙のファクト】トランプ大統領がコロナ感染で緊急入院アメリカ大統領選挙まで1か月を切った。候補者による討論も始まり選挙戦は最終局面。その最中の10月2日に飛び込んできたトランプ大統領の新型コロナ感染。容態は「良好」との報道だったが、急遽、軍の病院に入院することになった。(立岩陽一郎)
アメリカ合衆国【コロナの時代】ワクチン・ナショナリズム最前線 アメリカトランプ大統領やホワイトハウスの側近が新型コロナに感染していたことが明らかになるなど混乱が続くアメリカは、WHOが「ワクチン・ナショナリズム」と呼ぶ一国でのワクチン開発と独占的な供給体制の確立を目指している。その状況をまとめる。(立岩陽一郎) OWSとトランプ政権の混乱 アメリカのワクチン開発はトランプ政権が設立したO...
ファクトチェック[新型コロナFactCheck] 「FAXの制約で東京都内の感染者数は1日300人を超えない」との情報は誤り 中国で拡散中国のSNSで東京都の新規感染者数は「FAXの機能制限で1日300人を超えない」との情報が拡散した。しかし、情報源とされた報道は、FAXで患者の情報を収集することが時間がかかるという問題しか触れていない。東京都の感染者数は300人を超えた日もあり、この情報は誤りだ。(池雅蓉)
アジア情勢【危機の東アジア】中国で起きていること③ 庶民のために闘う弁護士が払った代償ある日突然夫がいなくなった。夫は弁護士。庶民の権利の為に奮闘してきた。なぜ夫は消えたのか。中国で起きている現実をインファクトの宮崎紀秀が追及するシリーズの3回目。(宮崎紀秀) 妻になれたことを誇りに思う 李文足 は、元々、子育てに手一杯で、家庭が生活の中心の主婦だったと認める。その彼女を変えたのが、夫を探そうとする度に...
アジア情勢【危機の東アジア】中国で起きていること④ 私のためにどうか生きていて中国で何が起きているのか?日本テレビの中国総局長などを経て現在も中国にとどまり取材を続けるインファクトの宮崎紀秀エディターが掘り下げるシリーズの4回目です。(宮崎紀秀) 2015年7月の一斉拘束後も、人権派弁護士への圧力は、形を変えて続いた。数々の冤罪事件にも関わってきた著名な人権派弁護士である李金星は、2019年8月...