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【コロナの時代】WHOが進めるワクチン開発の仕組みCOVAXファシリティー

【コロナの時代】WHOが進めるワクチン開発の仕組みCOVAXファシリティー

アメリカと中国が競う形となっている新型コロナのワクチン開発だが、WHOはこうした特定の国のみがワクチンを開発する状況を「ワクチン・ナショナリズム」と呼んで警鐘を鳴らしている。それは、一部の国でのみワクチンが供給され、世界各国、各地でワクチンが必要とされる人に渡らない以上、新型コロナのパンデミックに終止符がうたれることは...
【コロナの時代】ワクチン・ナショナリズム最前線 アメリカ

【コロナの時代】ワクチン・ナショナリズム最前線 アメリカ

トランプ大統領やホワイトハウスの側近が新型コロナに感染していたことが明らかになるなど混乱が続くアメリカは、WHOが「ワクチン・ナショナリズム」と呼ぶ一国でのワクチン開発と独占的な供給体制の確立を目指している。その状況をまとめる。(立岩陽一郎) OWSとトランプ政権の混乱 アメリカのワクチン開発はトランプ政権が設立したO...
[新型コロナFactCheck] 「FAXの制約で東京都内の感染者数は1日300人を超えない」との情報は誤り 中国で拡散

[新型コロナFactCheck] 「FAXの制約で東京都内の感染者数は1日300人を超えない」との情報は誤り 中国で拡散

中国のSNSで東京都の新規感染者数は「FAXの機能制限で1日300人を超えない」との情報が拡散した。しかし、情報源とされた報道は、FAXで患者の情報を収集することが時間がかかるという問題しか触れていない。東京都の感染者数は300人を超えた日もあり、この情報は誤りだ。(池雅蓉)
【危機の東アジア】中国で起きていること③ 庶民のために闘う弁護士が払った代償

【危機の東アジア】中国で起きていること③ 庶民のために闘う弁護士が払った代償

ある日突然夫がいなくなった。夫は弁護士。庶民の権利の為に奮闘してきた。なぜ夫は消えたのか。中国で起きている現実をインファクトの宮崎紀秀が追及するシリーズの3回目。(宮崎紀秀) 妻になれたことを誇りに思う 李文足 は、元々、子育てに手一杯で、家庭が生活の中心の主婦だったと認める。その彼女を変えたのが、夫を探そうとする度に...
【危機の東アジア】中国で起きていること④ 私のためにどうか生きていて

【危機の東アジア】中国で起きていること④ 私のためにどうか生きていて

中国で何が起きているのか?日本テレビの中国総局長などを経て現在も中国にとどまり取材を続けるインファクトの宮崎紀秀エディターが掘り下げるシリーズの4回目です。(宮崎紀秀) 2015年7月の一斉拘束後も、人権派弁護士への圧力は、形を変えて続いた。数々の冤罪事件にも関わってきた著名な人権派弁護士である李金星は、2019年8月...
【危機の東アジア】中国で起きていること① ある日、夫が消えた。

【危機の東アジア】中国で起きていること① ある日、夫が消えた。

中国の動きから目が離せない。それはこの国がアメリカを追い抜くほどの超大国になろうとしているからではなく、香港を含めて国内で民主化を求める人々に容赦ない弾圧を加えているからだ。それを中国の主権の問題だと片付ける人もいるが、主権による人権弾圧は許容されるべきなのか?日本テレビ中国総局長などを歴任し現在も中国で取材にあたるイ...
【アメリカ大統領選挙のファクト】トランプ大統領が病院から回復を強調するが、症状については「数日が重要」との慎重な見方も示す

【アメリカ大統領選挙のファクト】トランプ大統領が病院から回復を強調するが、症状については「数日が重要」との慎重な見方も示す

トランプ大統領は病院からTwitterに動画を掲載して「直ぐに戻る」と語り回復を強調したが、「数日が重要だ」と慎重な見方も示した。(立岩陽一郎) トランプ大統領の緊急入院から24時間。日本時間の10月4日の午前8時前に、トランプ大統領はTwitterに動画をアップ。ノーネクタイの白いシャツに青いジャケット姿で4分ほど話...
【危機の東アジア】フィリピン・メディアに起きている危機

【危機の東アジア】フィリピン・メディアに起きている危機

2016年に就任したフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は自身に対して批判的なメディアに対する敵意を隠さない。こうした中、インターネットメディア「ラップラー」を巡り、「報道の自由」を脅かす判決がフィリピンで下された。マニラ地裁が6月15日、名誉毀損の罪で「ラップラー」の最高経営責任者(CEO)マリア・レッサ氏に最長で...
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