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<中国現地ルポ>病死豚肉が食卓に!? 死豚大量投棄の真相に迫る(前篇) 宮崎紀秀

「80元(約1360円)の補助金では何も残らない」と話す養豚農家
「80元(約1360円)の補助金では何も残らない」と話す養豚農家

農家にとって補助金は、いつ得られるのかさえ分からず、手間のわりには額も少ない、というのが本音だろう。この夫妻の話から想像できるのは、豚の死骸を川や土手に投棄してしまえば、処理にかかるはずの労力やコストは節約できるということだ。

しかし、問題は投棄だけではなかった。取材を進めると更に深刻な事態が浮かび上がってきた。

 

<<執筆者プロフィール>>

宮崎紀秀(norimiyazaki@outlook.com)
1970年生まれ。元日本テレビ記者。警視庁クラブ、調査報道班などを経て中国総局長。中国滞在は約6年。北京在住。

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