[コロナの時代] ファクトチェック:「大阪の新規感染者1260人のうち日本人は1...「4月28日の大阪の新型コロナ新規感染者のうち日本人は一人も確認されていない」という言説がネット上で拡散した。大阪府はそもそも国籍別の感染者数を公表していないとしたうえで、感染者の中に日本人はいることと明らかにした上で、「日本人の感染者の方...
化学物質の脅威【化学物質の脅威⑤】7万の化学物質に囲まれる社会 日本の様々な産業の現場で使われている化学物質。その数が7万種類に及び、毎年新たに1000種類が加わっている。しかし、その多くについて、危険性や有害性の確認や周知が行われていない現状がある。政府が有識者の検討会に示した文書で明かした。その化学物質はあらゆる産業で使われている。化学物質は私たちの生活を支えていると言っても良...
化学物質の脅威【化学物質の脅威⑥】化学物質はどうやって体内に取り込まれたのか7万の化学物質に囲まれる日本の生産現場。その現状は、実はあまり知られていない。化学物質はどのようなことに使われ、それを扱う人にどのような健康上の被害をもたらす恐れが有るのか?このシリーズでは、大阪の印刷工場、韓国のサムスン電子の半導体工場などで多くの従業員ががんになっている状況を伝えてきた。 そこから工場での作業に従事...
政治【コロナの時代】学術会議問題:公文書に残る政府の言い訳の変遷②日本学術会議(以下、引用以外は学術会議)について菅総理が推薦された6名の任命を事実上拒否した問題。この問題が、新型コロナに対処する政府によって引き起こされたことは偶然ではない。それは、この問題が科学に対して政治が介入した事例だからで、それは政府の新型コロナ対策に反映されざるを得ない。政治と科学の関係はどうあるべきか?政...
ファクトチェック[FactCheck] 「閉じ込められたウイグル人の児童」は誤り 撮影場所は自宅 「捨てられた書物」も別の国での撮影中国政府による新疆ウイグル自治区での人権侵害について国際的な非難が高まるなか、内モンゴル出身の学者として中国問題についての発信も多い大学教授が、「ジェノサイドの実態」として2つの画像をTwitterで紹介している。しかし、これらの画像はどちらもウイグルでの人権侵害を表したものではない。中国政府によるウイグル族への非人道...
ファクトチェック[FactCheck] 「NHKが『東日本大震災でLINEが役立った』とデマ」は誤り NHKは時系列を正しく説明2011年3月11日に発生し、今年で10年を迎えた東日本大震災。今や広く普及している通信アプリ「LINE」はその後の同年6月に提供開始されたのだが、先日NHKがこの時系列を誤って説明していたとする言説が拡散された。NHKによる「デマ」の放送はあったのか、検証した。(大船怜) チェック対象 LINEのサービス開始、201...
ファクトチェック[FactCheck]「ボウリングをする機械」動画はミスリード 実際はCGによる合成高速で腕を回転させ、ストライクを取る「ボウリングマシーン」の動画が拡散している。実際は米国のCGアーティストが作成した合成動画だが、視聴者があたかも本物かのような印象を与える投稿をした。 (武藤珠代)
ファクトチェック[FactCheck] コカ・コーラがノーマスクで聖火リレー? 実際は1年前に撮影された写真3月25日に福島県から始まった東京オリンピック聖火リレー。コロナ禍でマスク着用や「3密」回避などが叫ばれる状況で、スポンサー企業らが大々的な演出を行う運営方式には批判の声も挙がっている。こうした中Twitterで拡散したスポンサー企業のスタッフが大勢出てマスク無しで聖火リレーをしているかのような写真(冒頭画像)について...
ファクトチェック[FactCheck] 「ワクチンの中のナノテクノロジーロボット」動画は誤り 実際は不妊治療用新型コロナウイルスワクチンの中に人間を操る「ナノテクノロジーロボット」が入っていると主張するユーザーが、細胞を捕獲する奇妙な物体の動画を投稿している。しかし、この動画に映っているのはワクチンとは何ら関係の無い不妊治療用のロボットである。(大船怜) チェック対象 ワクチンの中のナノテクノロジーロボット (Twitter一...
アメリカ合衆国[FactCheck] バイデン大統領就任後、カリフォルニア州で11歳以上の未成年者との性行為が合法化? 誤った情報が拡散バイデン大統領の就任後、カリフォルニア州において大人と11歳以上の未成年者との性行為が合法化されたとの情報がツイッター上で拡散した(約1170件のリツイート、約2600件のいいね)。確認したところ、カリフォルニア州では一定の場合に未成年者との性行為が合法となる場合が存在したものの、問題のツイートは誤りだった。(田島輔)...
ジャーナリズムInFact新理事長に同志社大学の小黒純教授が就任InFactを運営する認定NPOの理事長に同志社大学社会学部の小黒純教授が就任することが決まりました。小黒氏は大手メディアでの記者経験などを経て研究者となり、現在は同志社大学でジャーナリズム教育を担当しています。(編集部) 小黒教授の理事長就任は、去年1年間の寄附金額が200万円を超えるなどInFactの存在が大きくな...