ジャーナリズム圧倒的に若い女性に多い重篤なワクチンの副反応【ワクチンのファクト①】日本では今年2月から新型コロナワクチンの接種が始まったが、8月23日時点で、少なくとも1回以上ワクチンを接種した人の数は6653万4506人となり、全人口の52.3%となった。ワクチン接種には副反応のリスクが存在するが、政府は、「症状の大部分は、接種の翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます」...
ジャーナリズム「アナフィラキシー」以外にも様々な重篤事例の報告【ワクチンのファクト②】前回の記事では、コロナワクチン接種後の重篤な副反応が、若い女性に多く発生していることを明らかにした。では、具体的にどのような重篤な副反応が発生しているのだろうか。前回と同様、重篤な「副反応疑い」事例の中で、医師がワクチン接種との間に「関連あり」と判断した重篤事例についてその内容を調べた。その結果、頻繁に報じられている「...
ジャーナリズム重篤事例で「回復」したのは半数以下【ワクチンのファクト③】これまで、重篤な副反応の多くが女性に発生していることや、副反応には様々な症例が存在していることを明らかにした。今回は、医師が「関連あり」と判断した重篤事例の回復状況について検討する。重篤な副反応が発生した後、症状は回復しているのだろうか。調べると回復したのは半数以下だった。(田島輔) 心筋炎と診断された男性カメラマン ...
ファクトチェック「コロナワクチンは血管障害を引き起こす」との言説が拡散 現時点で真偽の判定は不可能【ワクチンのファクト④】生物医学系の研究で知られるアメリカのソーク研究所が発表した論文を根拠として、「コロナワクチンは血管障害を引き起こす」との言説がインターネット上で拡散した。ソーク研究所の論文や、海外メディアのファクトチェック記事も確認して検討したが、現時点で、「コロナワクチンは血管障害を引き起こす」か否かについて真偽の判断を下すことは困...
ファクトチェック[コロナの時代] ファクトチェック:ファイザー社製のワクチン接種と日本人女性の死亡を関連付ける言説は根拠不明3月2日、ファイザー社製のワクチン接種後に60代の日本人女性がくも膜下出血で死亡したことを厚生労働省が発表し(日本での1例目)、このニュースは日本だけでなく世界でも報じられた(朝日新聞、ロイター通信)。 インターネット上では、女性の死亡とワクチン接種を関連付ける投稿が散見され、週刊新潮も「日本人初の死亡者も…」と、あた...
ファクトチェック[FactCheck]「同意なく『眠っている又は意識なし』の人と性行為した場合は犯罪にならない」は誤り若い世代の政治参加を促す活動を行う団体・「NO YOUTH NO JAPAN」が、「同意なく『眠っている又は意識なし』の人と性行為をした場合でも犯罪にならない」ため、「不同意性交等罪」の創設が必要と主張する画像を投稿した。しかし、相手が「眠っている又は意識がない」ことに乗じて性行為を行った場合には、準強制性交等罪が成立...
アメリカ合衆国[FactCheck] バイデン大統領就任後、カリフォルニア州で11歳以上の未成年者との性行為が合法化? 誤った情報が拡散バイデン大統領の就任後、カリフォルニア州において大人と11歳以上の未成年者との性行為が合法化されたとの情報がツイッター上で拡散した(約1170件のリツイート、約2600件のいいね)。確認したところ、カリフォルニア州では一定の場合に未成年者との性行為が合法となる場合が存在したものの、問題のツイートは誤りだった。(田島輔)...
ファクトチェック[FactCheck] 米大統領選 複数の激戦州で 「投票率100%超」との誤情報拡散アメリカ大統領選挙の開票をめぐり、ネバダ州など複数の激戦州で投票率が100%を超えたと指摘する情報がツイッターで拡散した。不正選挙であったかのような印象を与える者だが、実際に投票率が100%を超えている州はない。現地メディアも検証済みだ。(田島輔)
ファクトチェック[FactCheck] 「トランプ大統領の所得税が少なかった理由は多額の寄付」との根拠不明情報が拡散トランプ大統領の2016年、17年の所得税が極めて少ない金額だったと報じられたことに関し、その理由はトランプ氏が退役軍人の支援で多額の寄付をしていたからだという言説がネット上で拡散しているが、その根拠は定かでない。(田島輔)
地方自治愛知県選管、リコール署名簿縦覧で全体の閲覧を認める方針 個人情報保護に限界愛知県で大村秀章知事に対するリコール(解職)を求める署名活動が行われている中、県の選挙管理委員会が、署名簿の縦覧を実施する場合、有権者から要求があれば署名簿全体の縦覧を拒否しない方針を固めたことがわかった。選管は個人情報保護に配慮して全体の縦覧を拒否する運用も検討していたが、法制度上、不可能と判断した。(楊井人文、田島...