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立岩陽一郎( 3 )

立憲民主党から政治資金を受け取っていたChoose Life Project 何が問われているのか

立憲民主党から政治資金を受け取っていたChoose Life Project 何が問われているのか

Choose Life Projectが立憲民主党から資金援助を受けていた問題。何が問われているのか。現時点で判明している事実から、その点を整理する。最初にことわっておくが、このメディアはInFactにとって仲間とも言える存在で、これまで共同で番組を制作している。それだけに厳しく見ていく必要が有る。これは現時点での中間...
【立憲はなぜ負けたのか③】農村部の選挙区で敗れた候補から出た「立憲は連合の政党なのか?」

【立憲はなぜ負けたのか③】農村部の選挙区で敗れた候補から出た「立憲は連合の政党なのか?」

立憲民主党(以後、立憲)は泉健太代表による新執行部での体制が始まった。しかし先の選挙での敗戦を総括しないと再生は難しい。その際に避けて通れないのは、保守的な有権者が多い農村部での選挙対策だ。和歌山で敗れた候補者は、「立憲は連合の政党なのか?」と選挙戦を通じて感じてきた疑問を口にした。(立岩陽一郎) 農村地帯からなる和歌...
読売新聞と大阪府との包括協定 会見の詳細 

読売新聞と大阪府との包括協定 会見の詳細 

読売新聞が大阪府と包括協定を結んだ。会見で新聞の行政監視機能について問われた読売新聞の柴田社長は、自社の記者規範を出して懸念は無いとした。この会見の詳細をを記す。InFactは論陣を張るメディアではないが、ルポとして許容される範囲で最後に一言だけ私見を入れた。(立岩陽一郎) 大阪府庁での記者会見 会見に取材で行くのは何...
【立憲民主はなぜ負けたのか②】 大阪で敗れた候補者「与野党1対1の構図を作らないと勝てない」

【立憲民主はなぜ負けたのか②】 大阪で敗れた候補者「与野党1対1の構図を作らないと勝てない」

立憲民主党の代表選は11月30日と決まった。次の代表が誰になろうとも、今回の選挙の総括は不可避だろう。この連載では苦杯を喫した候補者への取材から、なぜ立憲民主党が負けたのかを掘り下げていく。今回は日本維新の会が圧勝した大阪で戦い、そして敗れた尾辻かな子さんに話をきいた。尾辻さんも野党共闘の方向性は間違っていないと話した...
【立憲民主はなぜ負けたのか①】敗れた候補者は「野党共闘は間違っていない」と言った

【立憲民主はなぜ負けたのか①】敗れた候補者は「野党共闘は間違っていない」と言った

解散総選挙は与党・自民党の勝利に終わった。否、野党第一党の立憲民主党(以後、立憲)の敗北で終わった。自民党261、立憲96。実際には両党ともに前回より議席を減らしてはいるが、立憲の敗北感は強い。枝野幸男氏は代表を辞任し、代表選が行われる。その焦点は枝野氏が決断した野党共闘をどうするか。メディアは、世論調査の結果として、...
【総選挙FactCheck】岸田首相は「広島出身」と言えるのか? 

【総選挙FactCheck】岸田首相は「広島出身」と言えるのか? 

岸田首相は所信表明演説において「被爆地広島出身の総理大臣として、私が目指すのは、『核兵器のない世界』です」と語った。しかし岸田首相は「広島出身」と言えるのか?ファクトチェックした。(神山翔太郎、中川瑞月、立岩陽一郎)    チェック対象「被爆地広島出身の総理大臣として、私が目指すのは、『核兵器の無い...
【総選挙FactCheck】共産党の綱領には天皇制について「おかしい」とは書かれていないのかファクトチェックした

【総選挙FactCheck】共産党の綱領には天皇制について「おかしい」とは書かれていないのかファクトチェックした

NHK日曜討論で自民党の甘利明幹事長が野党共闘を批判。その中でターゲットにしたのが共産党の主張だった。これに対して小池晃書記局長が反論したが、その反論にはミスリードな内容も含まれていた。(立岩陽一郎/写真は番組で自民党・甘利幹事長に反論する共産党・小池書記局長) チェック対象 共産党の綱領には天皇制について「おかしいと...
岸田首相のアキレス腱となる政治資金      【政治と金の研究⑩】

岸田首相のアキレス腱となる政治資金      【政治と金の研究⑩】

岸田総理は衆議院を解散。選挙で与党で過半数を維持して改革に着手するとしている。しかし仮に政権を維持しても、うまくいくか疑問は残る。岸田総理の政治資金の支援者には、大手家具チェーンや医師会の政治団体が名を連ねるからだ。そこに改革のアキレス腱を見ることは可能だ。(写真・文/立岩陽一郎) 新政治経済研究会 岸田文雄総理は自民...
二階幹事長に流れた「政策活動費」の使途 関係者が重い口を開いた【政治と金の研究⑦】

二階幹事長に流れた「政策活動費」の使途 関係者が重い口を開いた【政治と金の研究⑦】

これまで2回にわたって各党が「政策活動費」などとして有力議員などに資金を出していた実態を見てきた。自民党の二階俊博幹事長にいたっては2019年だけでその額は10億円を超え、幹事長就任から総額37億円超にのぼることも伝えた。使途のわからない「闇」の資金。その使途を自民党関係者が明かした。(立岩陽一郎/冒頭写真は自民党本部...
二階幹事長の「表の金」から透けて見える「闇の金」の実態【政治と金の研究⑧】

二階幹事長の「表の金」から透けて見える「闇の金」の実態【政治と金の研究⑧】

幹事長就任から2019年までで37億円もの巨額な「政策活動費」を受け取る自民党の二階幹事長。それは使途が明かされない「闇の金」だ。その巨額さは二階幹事長の「表の金」を見ると明らかだ。そしてそこから実態も透けて見える。(立岩陽一郎/グラフィック:中堀努) 政治資金収支報告書とは 自民党の二階俊博幹事長に党本部から流れて消...
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